トップ > くらし・健康・福祉 > 保健・健康づくり > 感染症対策 > 令和3年度宮崎県蚊媒介感染症対策会議の概要について

掲載開始日:2022年3月25日更新日:2022年3月25日

ここから本文です。

令和3年度宮崎県蚊媒介感染症対策会議の概要について

本県では蚊媒介感染症の対策を促進することを目的として、「蚊媒介感染症に関する特定感染症予防指針」(平成27年厚生労働省告示第260号)に基づき、宮崎県蚊媒介感染症対策会議(以下「対策会議」という。)を設置しており、平成27年度以降、宮崎県蚊媒介感染症対策会議を開催し、本県の蚊媒介感染症対策の検討等について御協議いただいています。
本対策会議は、「宮崎県蚊媒介感染症対策会議設置要綱」(平成27年11月2日健康増進課感染症対策室定め)第6条第2項において、原則として年1回開催することとなっておりますが、新型コロナウイルス感染症対策の影響により書面開催としました。

1.開催日

令和4年2月7日(月曜日)

2.宮崎県蚊媒介感染症対策会議委員

峰松俊夫委員、川崎益央委員、岡林環樹委員、浜砂澄子委員、

園田千草委員、福留忠委員、甲斐国雄委員、上谷かおり委員

3.議題

  1. 蚊媒介感染症の概要について
  2. 令和3年度蚊媒介感染症対策の実績について
  3. 令和4年度蚊媒介感染症対策について

4.資料

5.委員からの主な意見

(右矢印(⇒)部分が事務局の対応案を示しています。)

  • 令和3年9月14日に「蚊媒介感染症に関する特定感染症予防指針」の一部が改正されている。今の宮崎県蚊媒介感染症対策行動計画がこれらの改正に対応できるかを事務局にて判断いただきたい。
    • ⇒「宮崎県蚊媒介感染症対策行動計画」は平成28年4月に策定されて以降、5年が経過していることから、今回の国の指針の改訂に合わせて見直しの検討を行いたいと考えております。
  • 蚊媒介感染症として定点モニタリングしているものは輸入感染症的な背景がある。昨今はコロナ禍であり、国外観光客の減少なども考慮すれば、病原体保有蚊のモニタリング調査を実施できなかったことも仕方ないと思われる。
  • マダニも含めて、チラシで県民への意識づけが図られるといいと思います。
    • ⇒蚊媒介感染症、ダニ媒介感染症はいずれもウイルスを保有する蚊やダニの刺咬により感染する感染症であることから、今後も同様のタイミングで啓発に努めてまいります。
  • コロナ禍においても「ダニ媒介感染症」は減少しているとは言えないようです。昨年度の対策会議において提案があった「蚊媒介感染症」に加えて「ダニ媒介感染症対策」に対する啓発が行われたことは、経皮感染対策という意味からも評価しています。しかし、宮崎県ではツツガムシ病の発生が多く、ツツガムシ病はマダニ媒介感染症とは発生状況が若干異なります。予算が許すのであれば、一般的な「ダニ媒介感染症対策」とは別に「ツツガムシ病対策」啓発の機会を設ける事が望ましいと考えます。
    ⇒令和3(2021)年には、13件の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)が報告されました。ダニ媒介感染症の一つですが「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」(平成10年法律第114号)における四類感染症に指定されて以降県内での発生件数は全国で最多となっています。
    た、ツツガムシ病については71件の報告がなされており、これは全国上位3県に入る数となっています。
    媒介感染症、ダニ媒介感染症ともに蚊、マダニに刺されないようにすることが重要な予防策であることから、保健所その他関係機関と連携しながら啓発に努めて参ります。
    た、ツツガムシに関する啓発について、機会を設けることができないか検討してまいります。

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

福祉保健部感染症対策課感染症対策担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7336

メールアドレス:kansensho-taisaku@pref.miyazaki.lg.jp