掲載開始日:2022年5月24日更新日:2022年5月24日

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9.国文祭・芸文祭みやざき2020

「国文祭・芸文祭みやざき2020」(以下「大会」という。)は、県が平成24年から取り組んできた「記紀編さん1300年記念事業」の集大成として、県民の皆様に本県が育んできた文化を見つめ直し、郷土の魅力に気づいていただくことを目的に、令和3年7月3日から10月17日までの107日間にわたり開催されました。

大会では、主催事業として144事業が開催され(令和2年度に先行して開催した「国文祭・芸文祭みやざき2020さきがけプログラム」34事業を含む)、関連事業もあわせて約56万人の皆様に参加いただきました。
新型コロナウイルスの影響により、会期を1年間延期し、さらに延期後の大会期間中も第5波の影響を受けるなど、これまで経験したことのない困難な状況下での開催となりましたが、県民の皆様を中心に、本県の文化の魅力に改めて触れていただく、貴重な機会となりました。

会の開催を一過性のものとせず、その成果を踏まえ、文化を起点とした本県の魅力ある地域づくりや、障がいのある人もない人も共に生きる共生社会の実現等につなげていけます。

ロゴ

国文祭・芸文祭みやざき2020大会の成果

1.宮崎の文化資源の再発見

向神話や神楽に代表される県内の文化に目を向けたプログラムが企画され、県民の皆様が、郷土の魅力に気づく契機となりました。

2.地域や各種団体等との連携強化

会を継続して実施したことにより、関係者で何ができるかを考えた過程を通じて連帯感が生まれました。

3.障がいのある人もない人も共に楽しむ文化活動の推進

台の演者が手話で概要通訳を行うなど、障がいのある方に向けた新たな鑑賞方法を工夫・実践したことで、障がいのある方の鑑賞の幅が広がったほか、芸文祭にボランティアやスタッフとして関わる中で、障がい者芸術の魅力に気づき、触れるきっかけが生まれました。

4.新たな文化活動の創出

楽と電子音楽のコラボレーションなど異分野の文化の融合により、新しい文化の創造やこれまで関心の無かった層へのアプローチ、新しい緩衝の提案ができました。

5.オンライン等を活用した新たな手法による文化の発信

ンラインやYouTubeでの大会プログラムの発信を行い、地域を越えて若い世代の方にも、文化に親しむ機会をつくることができました。

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令和3年7月3日文祭・芸文祭みやざき2020開会式

開会式

会式には天皇・皇后両陛下にオンラインで御臨席を賜りました。大会のテーマ「山の幸の幸ざ神話の源流へ」の世界観を、総勢約150名の出演者がダンスや伝統芸能等を織り交ぜてダイナミックに表現し、華やかに開幕しました。

令和3年7月2日から11日なたのまんなかで~全国障がい者アート作品展~

アート作品展

がい者アートの高い芸術性や表現力を紹介することを目的に開催し、全国から美術作品545作品、文芸作品40作品の応募があり、美術作品の中から入賞作品16点が選定されました。また、来場できなかった方にも鑑賞いただけるよう、作品展会期終了後、WEB上で作品を鑑賞できるバーチャル美術館も開催しました。

令和3年7月10日楽フェスティバル

神楽フェス

域の「宝」である神楽の魅力と多様性を県民による深く知っていただくことを目的に開催し、県内各地の神楽団体に加えて県外の神楽団体等を招聘し、各地域に伝わる演目を披露しました。また、県のユーチューブチャンネル(神話のふるさと宮崎)による配信も行いました。

令和3年8月8日船出ものがたり異聞~いざ、東へ!~(日向市)

東へ

野別フェスティバル(市町村実行委員会主催事業)では、神楽・民俗・歴史、音楽、美術、演劇、舞踊などの10ジャンルについて、県内各地の市町村で地域の特色にあふれた多彩な事業を開催しました。日向市で開催された「お船出ものがたり異聞~いざ、東へ!~」は、神武東遷の出発地とされる日向美々津に伝わる「お船出伝説」をもとにした創作劇で、日向市民や県内の市民劇団員により、神話の世界が華やかに演じられました。

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令和3年8月22日40回わたぼうし宮崎コンサート2020

わたぼうし

たぼうしコンサートは、宮崎わたぼうし会の主催により長年開催されているコンサートで、40回目を迎える記念すべき公演を、芸文祭事業として実施しました。公募し入選した詩をメロディーに乗せて紹介する第一部と、宮崎で音楽活動に取り組む人が活動成果を披露する第二部で構成され、第二部では、大会広報アンバサダーを務める本県在住のピアニスト、野田あすかさんも出演しました。

令和3年9月23日、25日、26日・10月2日子どもと楽しむミュージック・デイ

ミュージックデイ

育て世帯が気軽に音楽を楽しむことのできるミニコンサートを宮崎市、都城市で開催しました。都城会場は、「子どもたちが主役の音楽会」と題し、子どもたちによる発表のほか県内演奏家による演奏がありました。また宮崎会場では、本県と「連携・協力の取組に関する協定」を締結している神戸市から神戸市室内管弦楽団のメンバーを招き、市街地で演奏会を開催しました。

令和3年10月17日地に響く歌声~少年少女合唱の祭典in都城(都城市)

盆地

野別フェスティバル(市町村実行委員会主催事業)では、神話・民俗・歴史、音楽、美術、芸術、演劇、舞踊などの10ジャンルについて、県内各地の市町村で地域の特色にあふれた多彩な事業を開催しました。都城市で開催された「盆地に響く歌声~少年少女合唱の祭典in都城」は、県内外の合唱団によるトップレベルの演奏が披露され、童謡からクラシックの名曲、合唱ミュージカルなど幅広い内容の演奏会となりました。

大会イベントサポーター(ボランティア)による消毒作業

ボランティア

実行委員会主催事業のイベントの補助を行うイベントサポーター(ボランティア)として、高校生や大学生など若い世代を始め多くの県民の皆様に御参加いただきました。通常の運営補助だけでなく、来場される方が、安全安心にプログラムを楽しんでいただけるよう、新型コロナウイルスの感染症対策をしっかりと講じました。

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