椎葉を元気にしようとみんな真剣な表情

高千穂町では神楽の実演披露も

ポロシャツのラフな服装でトークに

舞台下で輪になって話も弾みました

トークの後は全員で記念撮影

「知事と気軽にトーク」in椎葉村、高千穂町

県民主役の「元気のいい宮崎」づくりを
８月５日で、安藤知事が就任から１年を迎えました。県民との「協働」による「元気のいい宮崎」づくりを進めるため、知事就任直後に設置した「県民の声」には、１年間に１５００件を超える県政への提言が寄せられました。

寄せられた意見には、必ず安藤知事がすべて目を通し、可能なものについては、県政に反映させるなど、積極的に対応しています。また、知事自らが現地に出向き、地域づくりに取り組んでいる方々との幅広い意見交換を通じて、直接に生の声を聴く「知事と気軽にトーク」を開催しています。

７月26日、椎葉村と高千穂町で行われたトークでは、神話と神楽などの伝統芸能に彩られた山村地域の振興策などが話題に上りました。とりわけ、神楽舞台で車座になって行われた高千穂町でのトークでは、知事との距離も縮まり、大変打ち解けた雰囲気の中での意見交換となりました。

職員とのランチミーティングも
職員の意識改革も重要と、昼食を取りながら直接職員と対話する「ランチミーティング」も行っています。写真は、環境森林部職員とのランチミーティングの様子です。

●ニガウリとサニールージュ
太陽の恵みを生かして新品種続々

全国でも有数の農業地帯である宮崎県ですが、日照時間九州一という太陽の恵みを生かした新たな品種の開発、産地化が進んでいます。県総合農業試験場は、今年７月、沖縄、鹿児島両県とともに、主産県となっているニガウリの新しい４品種の育成に成功しました。新品種はいずれも食味や栄養、調理の容易さに優れ、県内での栽培が来年からスタートします。photo：ニガウリ新品種（左からN1､N2､N3､N4号）[仮称]

また、ＪＡ尾鈴は昨年からぶどう「サニールージュ」の産地化を進めています。全国でも産地化に成功している例はなく、ルビー色に輝く果皮の中は糖度17以上。太陽の甘みが凝縮されたこの品種は、昨年、県の「みやざきブランド」にも認証されました。photo:甘い香りが魅力。ぜひご賞味を！

●豊かな自然環境を次世代へ
「全国野鳥保護のつどい」が開催されます

第59回愛鳥週間「全国野鳥保護のつどい」が、平成17年5月15日に高千穂町で開催されます。「全国野鳥保護のつどい」は、野鳥とのふれあいを通じて、自然に生きる生命の尊さを学び、野生生物の保護と共生の大切さについて認識を深めようというもので、環境省、【財】日本鳥類保護連盟、宮崎県の主催により行われます。

県では、「全国野鳥保護のつどい」実行委員会を設立。一般公募により、キャッチフレーズは、熊本市在住の園田浩さんの作品「鳥たちと　神話の森に　うたう夢」に、シンボルマークは、宮崎市在住の高校生小池海香さんの作品に決定しました。式典の開催に先立ち、県内各地では探鳥会などのプレイベントも行われています。

自然豊かな神話の里「高千穂」を舞台としたこのイベントが本県で開催されるのは、昭和50年のえびの高原での開催以来、30年ぶり。式典には、例年、常陸宮殿下、同妃殿下のご臨席があります。photo：事務局の看板も設置されました

●人と自然にやさしい「元気のいいみやざき」に
「長期ビジョン」「雇用・産業再生指針」を策定

県では、本県を取り巻く環境の変化と新たな政策課題に対応するため、今後の県政運営の指針となる新しい総合長期計画を17年３月までに策定する予定ですが、７月９日に、10年後の宮崎の将来像を描き、県が進むべき方向性を示した「長期ビジョン」を策定しました。photo：総合開発審議会が長期ビジョンを知事に答申

ビジョンの基本目標は、「人と自然にやさしい『元気のいいみやざき』」。５つの将来像とそれらを構成する24分野ごとの社会像が示されています。中でも特に宮崎の持っている個性を生かし、「健康立県」「環境立県」の取り組みを全国にアピールしていくこととしています。

また同日、県のおかれている厳しい景気・雇用情勢に対応するため、継続的な雇用の維持・創出のための産業振興策などを内容とする「宮崎県雇用・産業再生指針」が策定されました。内容については、県庁ＨＰにも掲載しております。

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