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掲載開始日:2006年4月4日更新日:2022年6月7日

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自然毒による食中毒の特徴とその対処法

1.有毒植物の誤食による食中毒

令和4年4月、県内で、グロリオサの球根(ヤマイモに類似)とみられる植物の誤食が原因と推定される食中毒が発生し、患者1名が死亡しました。

食用と確実に判断できない植物は、絶対に採らない、食べない、売らない、人にあげないようにしましょう。

全国の有毒植物による食中毒発生状況、有毒植物の例などについては、厚生労働省ホームページ(外部サイトへリンク)や、厚生労働省作成リーフレットをご覧ください。

有毒植物画像

2.ふぐ毒による食中毒

  1. 発症までの時間─食後20分ないし3時間
  2. 症状─麻痺(知覚麻痺、言語障がいも含む)、呼吸困難、チアノーゼ
  3. 予防法─家庭でのふぐ料理は危険ですので、調理を行わないようにしましょう。

全国のふぐによる食中毒発生状況、食用可能なふぐの種類、部位などについては、厚生労働省ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。

(参考:平成元年以降の県内事例)

発生年月日

摂食場所

摂食者数

患者数

死者数

種類

原因施設

摂食場所

H元年10月3日

佐土原町

1

1

0

クサフグ

家庭

家庭

H11年5月19日

都農町

4

3

0

ショウサイフグ

魚介類販売業

家庭

H15年2月21日

延岡市

2

1

0

ハコフグ
(推定)

家庭

家庭

H15年10月23日

延岡市

2

2

0

ハコフグ

飲食店

飲食店

H18年3月19日

都城市

1

1

1

コモンフグ

家庭

家庭

H20年2月1日

都農町

1

1

0

ショウサイフグ
(推定)

家庭

家庭

H20年8月18日

宮崎市

6

3

0

ドクサバフグ

家庭

家庭

H21年12月14日

日南市

2

1

0

クサフグ

家庭

家庭

H22年12月28日

宮崎市

1

1

0

不明

飲食店

飲食店

3.毒きのこによる食中毒

  1. 主な症状-きのこを原因とする食中毒の症状は、きのこの種類によって下痢、嘔吐、発熱、麻痺などの様々な症状があります。
  2. きのこを原因とする食中毒防止のポイント
    • 知らない・見たことないきのこは採らない・食べない。
    • 誤った言い伝えや迷信を信じない!
      「柄が縦に裂けるきのこは食べられる」とか「ナスと一緒に煮ると毒消しになる」といった言い伝えは誤りです。
    • 確実に鑑定された食用きのこ以外は絶対に食べない。
      図鑑の写真や絵にあてはめ、勝手に鑑定しない。

この他にも食中毒を引き起こす自然毒は多数存在します。摂食にあたっては十分な注意をお願いします。

全国のきのこによる食中毒発生状況、食用と間違えやすい毒きのこの例については、厚生労働省ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。

(参考:平成元年以降の県内事例)

発生年月日

摂食場所

摂食者数

患者数

死者数

種類

原因施設

摂食場所

H18年8月24日

延岡市

1

1

1

ニセクロハツ

家庭

家庭

H18年10月11日

日向市

4

4

0

ツキヨタケ

家庭

家庭

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お問い合わせ

福祉保健部衛生管理課 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7347

メールアドレス:eiseikanri@pref.miyazaki.lg.jp