掲載開始日:2018年12月1日更新日:2022年10月14日

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脳脊髄液減少症について

脳脊髄を衝撃から守るクッションの役割を果たしている脳脊髄液(通常140ml程度)が、何らかの原因により漏れ出すと、脳が動き、痛感受容体のある脳神経などが刺激されます。
このことにより、頭痛、頸部痛、めまい、耳鳴り、視機能障がい、倦怠などさまざまな症状が生じます。

特殊性

状の日内変動が大きく、症状の軽いときは健康者と何ら変わるところがないように見えることもあります。
病の特殊性を理解し、「怠け病」「精神的なもの」と誤解することなく、患者さんに接していくことが大切です。

原因

故などによる鞭打ち、スポーツによる外傷など頭部や全身への強い衝撃が原因となることが多いと言われています。
打ちなどの症状が改善しない場合、脳脊髄液が漏れ出している可能性もあります。

治療法(硬膜外自家血注入(ブラッドパッチ))

脳脊髄液減少症画像

膜外自家血注入(ブラッドパッチ)が有効な治療法の一つと言われています。
出部位の脊椎硬膜外腔に自分の静脈血を注入し、血液が糊状に凝固し癒着をする事によって漏れを塞ぐ治療方法です。

 

県内の医療機関

アンケート調査結果

県内の医療機関に脳脊髄液減少症についてアンケート調査を実施し、診察可能な医療機関について一覧表(令和3年9月現在)を作成しました。
なお、公表することについて同意をいただいた医療機関のみを掲載しています。

た、調査時点から医療機関の診療状況が変わっていることもありますので、受診にあたっては、必ず事前に医療機関にお問い合わせください。

硬膜外自家血注入(ブラッドパッチ)施設基準届出状況

た、令和4年3月現在、診療報酬算定上の硬膜外自家血注入(ブラッドパッチ)の施設基準の届出をしている県内の医療機関は以下のとおりです。(九州厚生局ホームページの保険医療機関の届出受理医療機関名簿から抜粋)

医療機関名称 医療機関所在地 電話番号
宮崎大学医学部附属病院 宮崎市清武町木原5200番地 0985-85-1510

潤和リハビリテーション振興財団潤和会記念病院

宮崎市大字小松1119番地 0985-47-5555
県立延岡病院 延岡市新小路2丁目1番地10 0982-32-6181

この情報に関連する情報

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  • CSFJAPAN脳脊髄液減少症小児・若年者・学校関係者救済相談フォーム

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お問い合わせ

福祉保健部健康増進課 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7336

メールアドレス:kenkozoshin@pref.miyazaki.lg.jp