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掲載開始日:2025年7月16日更新日:2025年7月16日

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令和7年度「知事との本音トーク」地域版(第2回)

内容

開催日時など

開催日時

令和7年6月20日(金曜日)午後1時15分から午後2時45分まで

場所

えびの市飯野地区コミュニティセンター

テーマ

えびの市の将来像・魅力

参加者

えびの市の皆さん9人

本音トークの内容

知事挨拶

  • 本日は、「知事との本音トーク」に御参加いただき、感謝申し上げる。県政推進においては、「対話と協働」を重視し、県民の皆様との意見交換を通じて、そのフィードバックを県政に反映する取組をおこなっている。平日の日中という皆様大変お忙しい中、特に学生の方にも御参加いただき、貴重なお時間をいただくことになり、心から感謝を申し上げる。

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本音トークの様子

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主な意見など

えびの市の将来像・魅力

  • えびの市内を流れる川内川は九州では筑後川に次いで二番目に長い一級河川である。現在、国土交通省川内川河川事務所京町出張所とNPO法人で川まちづくり推進事業を活用して河川空間の整備やそれを生かしたまちづくり活動を実施している。キャンプ場やカヌー、SUP体験等のアクティビティを行える施設となっており、京町に位置しているため、温泉もある。えびの市は宮崎県の西の玄関口となっており、熊本や鹿児島からの誘客が見込まれるため、「アウトドアシティえびの」を発信していきたい。
  • えびの市はえびの高原、矢岳高原、温泉などが有名で、食べ物でもえびの米、水、野菜、肉等の強みもあるが知名度が低い。九州、全国にアピールしていくきっかけとして、軽トラ市のような人の集まる取組を企画し、地域活性化の足がかりとしていくことが大切だと考える。
  • 地元の保育園では今年度、入園児がいなかった。これまでも少なかったがゼロというのは初めてであり、人口減少の影響が如実に表れている。小児科や産婦人科が少ないことも一因と考える。
  • えびの市は高速道路のインフラが整っており、アクセスの良さがあるため、他県から人も訪れるが、通過点となってしまっている。えびの市に誘客するために、観光地を増やしたりイベント開催等を実施してほしい。
  • えびの市の中学生は、近隣の都城市や小林市、宮崎市等、市外に進学を考える子もいるが行ける人は少ない。市外に通学することとなると、路線はあっても本数が少ないため、時間的にも厳しく、また引っ越しとなると金銭的にも難しくなる状況である。そこで、通学の支援を考えてほしい。
  • 宮崎県やえびの市でも少子高齢化が問題となっているが、学生の中でも地元を離れ、都市部に進学、就職したいという人が多い。どうしたら若者が生まれた街にとどまり続けていけるか、また都市部からどうすれば宮崎に移住してくれる人が増えるかが課題と考えている。
  • えびの市はお米であったり、タケノコであったり、おいしい素材が多くある。県内では餃子やブリやカツオ料理等目立ったものがあるが、素材から手を加えた名物料理のようなものをえびの市を含め各市町村が打ち出していけばよいと考える。
  • 川内川の上流にはクルソン峡があり、近場に海もないため、夏場には川遊びに来る子供が多くいる。乳幼児や小さい子供が安心して泳げる場所がない。水難事故を防止するためにも河川プールの整備等をしてほしい。
  • 婦人会活動として、学校支援と子育て支援を柱に活動している。学校支援の中で図書支援をおこなっている。学校には図書専門の先生はおらず、先生方も多忙な業務を抱えており、婦人会で図書の修復や整理等の支援をおこなっている。行政側でも対応を検討してほしい。
  • JAの女性部は13地区の女性部が活動しているが、若い世代も精力的で一丸となって活動している。県内もえびの市も様々な生産者がいるが、本日、農業以外の若い世代の意見も聞いて、若い世代から高齢者まで一丸となって活気づけていくことが重要だと再認識をした。
  • 農業従事者のピークは50代、60代となっている。その世代が引退する15年後には活用されない農地が増えてくる。今の時点でも条件の悪い土地が空き地となってきているが、条件のよい土地が空き地となるのも時間の問題である。農業を始めようとする人にはチャンスではあるが、新規就農はハードルが高い。行政のサポートも多く存在するが、住環境と就農環境を合わせて支援されるような更なる支援をお願いしたい。

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知事総括

  • 山や川等の自然をアクティビティなどに活かし観光誘致へつなげていく取組は素晴らしいと考える。自然への災害対策も行いながら、地元の強みにもつなげ、地域活性化にも繋がる。
  • 宮崎県の西の玄関口にあたるということもえびの市の強みと考える。温泉や道の駅等もあり、ポテンシャルも高いと考えている。
  • 国も地方創生に力を入れており、関係人口を増やすことで地域の発展につなげていく取組を模索している。県や市も地元と協力して人の集まる取組をおこなっていくことが重要である。
  • 若い人が求める娯楽等はないものも多いが、若い人が県外に出た後にふるさと宮崎県、えびの市に県外に出るまで気づかなかった豊かさを感じていただけるような環境づくり、また県外からの移住者を惹きつけるための環境づくりをしていかなければならない。
  • 本日は皆様からえびの市の魅力や将来像等、様々なヒントをいただいた。一つ一つを形にしていくことでえびの市や宮崎県が元気になっていく手応えを感じた。これからも様々な分野の率直な声をいただきながら、えびの市とも連携して対応してまいりたい。

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お問い合わせ

総合政策部秘書広報課広報戦略室 

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-27-3003

メールアドレス:kohosenryaku@pref.miyazaki.lg.jp