トップ > 防災・安全・安心 > 防災の知識・情報 > 防災士・災害ボランティア > 宮崎県の災害中間支援組織(宮崎県災害中間支援ネットワーク)の発足について

掲載開始日:2025年10月3日更新日:2025年10月3日

ここから本文です。

宮崎県の災害中間支援組織(宮崎県災害中間支援ネットワーク)の発足について

近年、台風や豪雨、地震などいつどこで大規模な災害が発生してもおかしくない状況が続いており、もしもの時に備え、宮崎県全体でより強固な被災者支援体制を築くことが急務となっております。

そこで、災害時において、県内外からの支援団体の受入れや、活動調整を行う災害中間支援組織として「宮崎県災害中間支援ネットワーク」が新たに始動しました。この団体では、企業、NPO、ボランティア団体、地縁組織などの民間支援団体間で情報を共有し、協働して対応できる体制を構築するとともに、行政や社会福祉協議会と連携することで、被災された方々を支える「つなぎ役」となることを目指しています。

災害中間支援組織とは

災害中間支援組織とは、被災者のため、自発的かつ組織的に支援を行うNPO等の活動をサポートし、行政・社協・NPO等などのセクター間の連携を進め、課題解決のための被災者支援コーディネーションを行う組織のことで、災害時に必要とされる「人」「モノ」「情報」「意思決定」を適切に橋渡しする役割を担います。また、災害時だけでなく、平時から行政や社協を含め、災害支援に関わる団体と顔の見える関係づくりを行うなど、いざという時に協力し合える関係性の構築を推進します。

宮崎県災害中間支援ネットワークの概要

事務局:特定非営利活動法人宮崎文化本舗

協働主体:行政・社会福祉協議会・民間団体・NPO等

役割:災害時における「調整役」として、情報共有、ニーズ把握、支援マッチング、物資・資金調達などを担う

主な平時の活動

民間団体、行政機関等との顔の見える関係づくり

多様なステークホルダーの発災時に提供できる資源の調査

発災時のシミュレーションを兼ねた研修会・訓練などの実施

災害時にコーディネートを行う人材の育成
主な発災時の活動

関係団体との情報共有会議の開催

被災地のニーズ調査と結果の共有(マッチング)

県内外の関係団体との連絡・受け入れ調整

宮崎県災害中間支援ネットワークの取組

宮崎県災害中間支援ネットワークは、宮崎県内の市町村の枠組みを超えた「支援」のつながりを育み、相互に補完し合える体制を整備することで、県全体として災害に強い地域づくりを推進します。このネットワークが機能するため、災害時に「支援できること」の資源(スキル、物資、労力、ノウハウなど)の情報を把握し、災害時に活用する取組を行なっており、幅広く団体・個人の登録を募っています。興味のある方は下記リンクを御覧ください。

問合せ先

  • 特定非営利活動法人宮崎文化本舗
    • 〒880-0865宮崎市鶴島2丁目9-6みやざきNPOハウス
    • 電話番号:0985-60-3911
    • ファクス:0985-60-3912
    • E-mail:bunka_info@bunkahonpo.or.jp
    • 担当:石田、名田

お問い合わせ

総合政策部生活・協働・男女参画課協働推進担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-20-2221

メールアドレス:seikatsu-kyodo-danjo@pref.miyazaki.lg.jp