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掲載開始日:2019年1月30日更新日:2019年2月14日

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宮崎県総合計画「未来みやざき創造プラン(長期ビジョン)」(素案)に関する意見募集の結果について

宮崎県総合計画「未来みやざき創造プラン(長期ビジョン)」(素案)について、平成30年12月5日(水曜日)から平成31年1月7日(月曜日)までの間、県のホームページなどを通じ、県民の皆様から御意見を募集しました。

この結果、7名の方から9件の御意見をいただきました。貴重な御意見をお寄せいただき、誠にありがとうございました。

いただきました御意見の要旨及びそれに対する県の考え方につきましては、以下のとおりです。

御意見の要旨と県の考え方

番号 該当ページ 御意見の要旨 県の考え方
1 13 時代の潮流「6方分権と広域的行政の推進」
広域的行政に関し、宮崎市がすでに連携中枢都市圏を形成していることや、平成30年12月21日閣議決定された「まち・ひと・しごと創生総合戦略(2018改定版)」において、新たに「中枢中核都市の機能強化」が打ち出されるなど国による更なる支援の姿勢が明確に打ち出されたことを踏まえ、国や県内の具体的な動きに関する記述を加えていただきたい。
宮崎市においては、既に周辺自治体との連携中枢都市圏が形成され、産業や医療等の都市機能、生活機能の強化等の様々な面で広域的な連携が進められております。
御意見をいただいた「中枢中核都市の機能強化」につきましては、御指摘の動きを包含した記述となっていると考えておりますが、「第2節目指す将来像」の「くらし」の部分(P.39)において、新たに「地域間の連携・協力の推進等」を加えます。
2 16 将来推計と予測
人口推計は2030年までが示されているが、例えば50年先などの将来的な推計は示されないのか。
御意見を踏まえ、参考として2065年までの推計をお示ししたいと考えております。
3 31 宮崎県の特性「4産業
産業の生産額を見ると、宮崎は太平洋側にあるという環境を生かし、水産業に力を入れた方がいい。農林業、畜産業は良くなっているが、水産業は全国14位。日本一のカツオ一本釣りを守るなど、宮崎ならではの魚のブランド化を考えてもらいたい。例えば、高値がついた美々鯵などは、その流れで地元の飲食業も忙しくなった。

農林水産業は本県の強みであり、御指摘の点は重要であると考えております。分野別施策C-2-(3)において、操業の効率化はもとより、漁価や付加価値向上の取組を加速し、収益性の向上等を図ることとしており、施策を展開する上での参考にさせていただきたいと考えております。

4 38-40 目指す将来像
国の通知において、「中枢中核都市には、1:産業活動の発展のための環境、2:広域的な事業活動、住民生活等の基盤、3:国際的な投資の受入環境、4:都市の集積性・自立性等の機能・性格が備わっていることが求められる」とされていることを踏まえた上で、県として、県都宮崎市をどのように位置づけ、発展させていくのか示していただきたい。(「くらし」のみでなく「人」「産業」にも関わる内容であると考える。)
御意見をいただいた「中枢中核都市の機能強化」につきましては、人口減少社会における地方自治体の在り方として検討されている広域的行政等の一つの形態として国が支援していくことを示したものであると認識しております。
このような動きを受けて、今後、宮崎市が中枢中核都市として、自らの機能強化の方向性や方策を検討されるものと考えますが、県としても必要な情報提供や支援に努めてまいりたいと考えております。
5 51 長期戦略「戦略1人口問題対応戦略」
若者世代の人口流出に歯止めをかけ、安心して結婚・出産・子育てができる環境整備を図るとのことであるが、現状のデータはどうなっているか。
御意見を踏まえ、将来推計と予測に参考データとして合わせてお示ししたいと考えております。
6 55

長期戦略「戦略3観光・スポーツ・文化振興戦略」

みやざき国際化推進プラン「第5章具体的な施策の展開」の主な取組に掲げる「快適な受け入れ環境づくり」に早急に対応すべき。
観光地や飲食店等で外国語表記を増やしてほしい。
宮崎空港の国際線到着口等は歓迎ムードがなく質素に感じる。また、観光地や飲食、交通情報等を多言語で作成し、置いておくとよいのでは。

御指摘の点は、訪日外国人旅行者の誘客強化を図る上で重要であると考えており、「戦略3観光・スポーツ・文化振興戦略」においても、外国人などの受入体制の整備・充実に取り組むこととしております。また、分野別施策C-4-(1)においても、多言語対応など外国人旅行者が安心して快適に観光を楽しめる環境整備に努めることとしているところであり、これらの施策を展開する上での参考にさせていただきたいと考えております。
7 93 分野別施策「B-1-(2)みんなで支え合う福祉社会の推進」の「4福祉社会を支える人づくり」
介護はこれから大きな課題となるため、介護人財の確保にぜひ取り組んでほしい。
また、外国人財の活用に当たっては、言語のハードル(特に高齢者の方言などを理解できるのか)があるため、時間をかけて覚えていただけると安心できる。
御指摘の点は大変重要であると考えており、介護分野における外国人財の活用に当たっては、受入れに係る国の方針等も踏まえながら、適切に対応する必要があると考えております。
8 103 分野別施策「B-3-(3)地域交通の確保」
JR九州の鉄道網と便数を維持すべき。
特に吉都線は、廃線になれば、えびの市、高原町の子育て世代の流出が進む。
利用者増のために、観光列車の導入をすべき。
御指摘のとおり、地域交通としての鉄道網の維持・確保は重要であると考えております。昨年12月、みやざき地域鉄道応援団より、「吉都線」「日南線」の効果的な利用促進等に向けた地域の潜在需要の掘り起こしや、地域外の観光需要の創出等に係る提言をいただいたところであり、今後の取組を検討する際に生かしてまいりたいと考えております。
9 130 分野別施策「C-4-(1)観光の振興」の「2「スポーツランドみやざき」の更なる展開」
「スポーツランドみやざき」の全県化・通年化・多種目化とあるが、実際どのように取り組んでいくのかが記載されていない。
山之口や延岡での陸上競技場や体育館建設によって、それが後押しされることになるのか疑問。
「スポーツランドみやざき」の全県化・通年化・多種目化は、スポーツ誘客による経済効果を県下全域に広げる上で大変重要であると考えており、今後策定するアクションプラン等で検討してまいりたいと考えております。
また、御意見の2箇所に新たなスポーツの拠点が整備されることで、スポーツランドみやざきの全県展開にも資するものと考えております。

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