掲載開始日:2021年6月17日更新日:2022年6月10日
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私たちの体では運動や体の営みによって常に熱が産出されていますが、同時に、私たちの体には、異常な体温変化を抑えるための発汗など効率的な調節機能も備わっています。
しかし、気温が高かったり、激しい運動などで体内でたくさんの熱が発出すると、熱の産出と放出のバランスが崩れて、体温が上昇し、いろいろな障がいが出てきます。このような状態が熱中症です。
県内では令和3年の6月から9月の間に597名の方が熱中症で救急搬送されました。消防庁によると、熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。
また、搬送者のおおよそ4割は入院が必要とされています。熱中症の怖さを認識し、熱中症にならない対策が必要です。
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暑さや疲れを感じたら涼しい場所で休みましょう 心地よく眠れる環境づくりを心がけましょう 軽く汗をかく運動を習慣にしましょう(ただし暑い中での運動は要注意) 気温・湿度の高い場所では、人と十分な距離を保ちつつマスクを外して休憩しましょう |
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のどが渇く前にこまめに水分を補給しましょう |
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温度に気を配りましょう |
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1日3食バランスよく食べましょう 体調不良や二日酔いのときは危険性が増すので特に注意しましょう |
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子どもや高齢者をはじめとした周囲の人たちへ目配りや声かけをしましょう |
<注意>
マスク着用が日常的になった今、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は熱中症のリスクが高くなるおそれがあります。新型コロナウイルス感染症予防のためにマスクの着用は大変重要ですが、屋外で人との距離を十分保つことができるときは(2m以上を目安)マスクを外しましょう。
また、マスクを着用しての激しい運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。
《重症度別の症状》
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