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掲載開始日:2021年2月24日更新日:2021年2月24日

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県としての新たな「津波浸水想定」の設定について

県では、東日本大震災での津波被害を踏まえて、県としての新たな「津波浸水想定」を設定することとし、宮崎県防災会議・地震専門部会での検討を経て、2月18日に設定しました。

これは、昨年8月に内閣府が示した「南海トラフ巨大地震」に関する検討結果等を踏まえると同時に、平成23年12月に制定された「津波防災地域づくりに関する法律」に基づく設定となることから、国土交通省とも協議しながら検討をしてきたもので、同法に基づく「津波浸水想定」としては、全国で5県目、九州では初の設定となります。

この「津波浸水想定」は、最大クラスの津波により浸水が予想される「浸水域」と、浸水域内における各地点の最大の水深である「浸水深」を地図上に表示したものです。
また、この「津波浸水想定」は、内閣府が公表した津波断層モデルの、ケース4、ケース11に、日向灘を中心として大規模な地震が発生する本県独自の津波断層モデルを加えた3つのケースを選定した上で、県として詳細な地形データを追加、構造物の破壊条件等も加味し、改めて県としての浸水シミュレーション計算を行い、その結果を重ね合わせたものです。

なお、ご覧いただく上で、次のことにご留意ください。

  • 下記のとおり、津波浸水想定は、県の沿岸を37枚の図面(PDF形式)で示したものです。図面に記載の留意事項等をよく読んでご覧ください。
  • これらの想定は、本県において次に発生する津波という推定をしているものではありません。これらの津波を発生させる地震は、その発生時期を予測することができない、発生頻度が極めて少ないものとされているものです。
  • 県では引き続き、県としての震度分布の想定、被害想定の策定を行なうなどの検討を進めるほか、各沿岸の市・町においては、今後、避難場所、避難経路や、ハザードマップの見直し等に取り組まれることとなります。

平成25年2月19日

 

平成25年2月19日時点において、串間市(地域海岸7.:下記図番:串間市5及び串間市6)において地形データが不十分なエリアがありましたので、今回新たな地形データを取得し津波浸水想定を更新しました。

令和2年2月14日

宮崎県危機管理局危機管理課

津波浸水想定

全体図

市町図

北側から順に掲載しております。

(参考)内閣府が公表した「南海トラフ巨大地震」の想定に関する資料について

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