宮崎県季刊誌創刊夏号Jaja
 【特集】堂々、本格焼酎>>宮崎焼酎の概略蔵元を訪ねて蘊蓄知事、焼酎を語る蔵元セレクション

焼酎で飲みニケーション


宮崎焼酎の魅力を語る

●焼酎はお好きですか。

好きですね。と言うよりも、焼酎をみんなとワイワイ言いながら酌み交わすのが好きですね。知事になって、いろいろな方とご一緒する機会が増えましたが、焼酎のおかげで話が弾みます。

●どのように飲まれていますか。

お湯割りが好きです。暑い夏には、冷たい氷を浮かべて飲むのもいいですね。※“平兵衛酢”や“柚子”などを入れるといっそうおいしく飲めますね。

●焼酎の魅力は何ですか。

やっぱり、気取らずに、楽しく飲めるということでしょう。仕事が終わってからとか、親しい友達同士でとか。杯が重なっても二日酔いもしませんし・・・。もちろん飲み過ぎは良くありませんけど…。焼酎は、人の心を解きほぐし、場を和ませてくれて、飲みながらのコミュニケーション=”飲みニケーション”がうまく進む。これには、一番焼酎が合っているような気がします。それから、値段も安いし、庶民の強い味方ですね。

●全国でも焼酎がブームです。

焼酎の持っている「手軽さ」や、今流行の「健康ブーム」の影響もあると思いますが、焼酎自体も昔より随分飲みやすくなりました。香りも味も良くなって、女性、特に若いOLの方々に受け入れられたのが大きいんじゃないでしょうか。このようになるまでには、焼酎業界の方々の血のにじむような努力があったからだと思います。県も工業技術センターで、企業の方々と一緒になって焼酎の味や香りを引き立てる「麹菌」や「酵母」の研究・開発を行ってきました。

●“宮崎”焼酎の特色は。

何と言っても、芋焼酎だけではなく、米、麦、そばなどいろいろな種類の焼酎があるということでしょうか。それから、焼酎への「こだわり」を持った、個性豊かな蔵元がたくさんあるということ。一つひとつの銘柄に、それぞれの蔵元の「メッセージ」が詰まっています。飲み比べるのも一つの楽しみですね。

●知事は宮崎の「宝」(魅力)をトップセールスされていますが。

宮崎県知事 安藤忠恕焼酎は、もちろん宮崎の「宝」です。これからも先頭に立ってどんどんPRしていきたいと思っています。宮崎の豊かな「大地」で太陽の光をいっぱいに浴びて育った原料と、きれいな「水」で造られる焼酎には、宮崎の「元気」がいっぱい詰まっていますよ。県外の多くの人たちにも、宮崎の焼酎を飲んで、「元気」になってもらいたいですね。

※平兵衛酢:江戸末期、日向の黒木平兵衛さんの庭先で栽培されたことに由来する爽やかな酸味と香味が魅力のかんきつ類。すだち・ゆずなどの仲間。



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