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掲載開始日:2021年6月18日更新日:2024年3月14日

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認知症の早期発見・早期診断について

認知症は、早期に診断を受けて治療を開始することで、進行を遅らせることができたり、認知症の原因によっては症状が改善することもあります。

自分や周りの人が認知症かもしれない、と思ったら、まずは、かかりつけ医や認知症疾患医療センター等に相談してください。

相談先

かかりつけ医

かかりつけ医は「健康に関することをなんでも相談できる上、最新の医療情報を熟知して、必要な時には専門医、専門医療機関を紹介してくれる、身近で頼りになる地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師」です。(日本医師会ホームページより)

これまでの病気や普段の様子などを知っているかかりつけ医がいれば、まず相談してください。

かかりつけ医の中には、認知症に関する研修を受け、認知症に関する相談や心配に適切に対応し、アドバイスやサポートができる医師もいます。また、必要に応じて適切な専門医療機関を紹介してもらうことができます。

認知症疾患医療センター

宮崎県が指定する、認知症の専門医療を提供する、地域の認知症医療提供体制の拠点となる医療機関です。

認知症の診断・対応や、認知症に関する医療相談等を行なっています。

医療機関名 住所 電話番号
一般財団法人弘潤会野崎病院 宮崎市大字恒久5567 0985-54-8123
医療法人向洋会協和病院 日向市大字財光寺1194-3 0982-54-5015
一般社団法人藤元メディカルシステム大悟病院 北諸県郡三股町大字長田1270 0986-53-3366
医療法人建悠会吉田病院 延岡市松原町4丁目8850番地 0982-20-0015
医療法人十善会県南病院 串間市大字西方3728番地 0987-72-3565
社会医療法人慶明会けいめい記念病院 東諸県郡国富町岩知野762 0985-75-7007

認知症が疑われる症状の例

(注)掲載している症状に当てはまらない場合や、掲載している以外の症状がある場合もあります。

日常生活

  • しまい忘れや置き忘れが増え、いつも捜し物をしている
  • 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
  • 車の運転のミスが多くなった
  • 薬を飲み忘れたり、飲んだかどうかわからなくなる
  • 財布、通帳、衣類などを盗まれたと人を疑う

など

職場

  • 同じ事をなんども言ったり、尋ねてくる
  • 約束の日時や場所を間違えたり、忘れるようになった
  • 慣れている作業に手間取るようになった
  • 今切ったばかりなのに電話の相手の名前を忘れる

など

家事

  • 鍋に火をかけているのを忘れ、焦がすことが増える
  • 水道の水を出しっぱなしにしてしまう
  • 凝った料理がつくれなくなる
  • 買い物で同じものを何度も買ってくる
  • リモコンや洗濯機など電化製品の操作がうまくできない

など

外出

  • 服装や身だしなみに気をつかわなくなった
  • 外出時に持ち物を何度も確かめる
  • 慣れた道でも迷うことがある
  • 外出そのものに消極的になった
  • バスや電車の乗り継ぎがうまくできなくなった

など

感情面

  • ささいなことで怒るようになった
  • ひとりになると怖がったり寂しがったりする
  • ふさぎ込んで何をするのも面倒がり、いやがるようになった
  • 周りへの気づかいが無くなり頑固になった

など

お問い合わせ

福祉保健部長寿介護課医療・介護連携推進室   

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7344

メールアドレス:iryokaigo@pref.miyazaki.lg.jp