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掲載開始日:2023年11月1日更新日:2023年11月1日

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愛玩ブタ等を飼育されている皆様へ

豚熱(CSF)について

豚熱は、豚熱ウイルスが豚やいのししに感染することで引き起こされる伝染病で、強い伝染力と高い致死率が特徴的な病気です。

感染した豚の唾液、涙、糞尿中にはウイルスが排泄されるため、感染豚や汚染物品等と接触することでウイルスが感染します。

なお、豚熱ウイルスは人には感染しません。

本病は発生した場合に、その農場のみならず他農場への感染が拡大する可能性があるため、家畜伝染病予防法の中で口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザと同じ法定伝染病に指定されています。

また、治療法はありませんが、効果的なワクチンが存在するため、補助的な発生防止対策の一つとして予防的ワクチンの接種が存在します。

九州では、令和5年8月30日、佐賀県内の養豚農場において、平成30年の岐阜県での発生以降では初めてとなる豚熱の感染が確認され、現在では2例の発生が確認されています(令和5年9月20日時点)。

参考:豚熱について(農林水産省ホームページ)

9月5日、佐賀県内での発生に伴い九州全域が豚熱ワクチン接種推奨地域に指定されたことを受け、9月19日、知事命令による県内全域の飼養豚を対象とした豚熱ワクチン接種命令を告示し、県内で飼養されているすべての豚・いのしし(愛玩目的のミニブタ等を含む)に対し、ワクチン接種を開始しました。

豚熱ワクチン接種の開始について(告示)

愛玩ブタ等を飼育されている皆様へ

愛玩ブタ等を飼育されている皆様に向けて豚熱に関するお願いをまとめた、リーフレットを作成いたしました。

リーフレット:ペットとしてブタを飼育している県民の皆さんへ(PDF:76KB)

ペットとしてブタを飼育されている皆様は以下の項目に御協力ください。

1.屋内飼育の徹底
国内では、豚及び野生いのししにおいて、豚熱の感染が拡大しています。
豚熱ウイルスは、野生動物によって媒介されてブタに感染する他、人・物・車両等によって運ばれ、感染する可能性もあります。

ウイルスへの感染を予防するためにも、できるだけ屋内での飼育に御協力ください。

2.市町村への定期報告
飼育されているブタについて、飼育状況を把握するため、お住まいの市町村へ家畜伝染病予防法に基づく『定期報告』をお願いします。
定期報告については、お住まいの市町村の畜産主務課へご相談ください。

3.豚熱ワクチン接種

  • 国内でブタを飼育する場合、少なくとも1回は豚熱ワクチンを接種する必要があります。
  • 豚熱ワクチンについては、最寄りの家畜保健衛生所へご相談ください。
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  • 施設名 連絡先 管轄地域
    宮崎家畜保健衛生所

    電話:0985-73-1377

    ファックス:0985-73-7922

    宮崎市、西都市、日南市、串間市、児湯郡、東諸県郡

    都城家畜保健衛生所

    電話:0986-62-5151

    ファックス:0986-62-5155

    都城市、えびの市、小林市、西諸県郡、北諸県郡
    延岡家畜保健衛生所

    電話:0982-32-4308

    ファックス:0982-33-7837

    延岡市、日向市、西臼杵郡、東臼杵郡

     

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お問い合わせ

農政水産部畜産局 家畜防疫対策課防疫指導担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-26-7329

メールアドレス:kachikuboeki@pref.miyazaki.lg.jp