トップ > くらし・健康・福祉 > 自然・環境 > 緑化推進 > キオビエダシャクに関する注意喚起

掲載開始日:2024年6月17日更新日:2024年6月17日

ここから本文です。

キオビエダシャクに関する注意喚起

本来宮崎県には生息していなかった害虫(キオビエダシャク)による樹木への被害が急増しております。

キオビエダシャクの生態や防除対策は以下のとおりです。

害虫名:キオビエダシャク

加害樹種

イヌマキ、ラカンマキ、ナギ等マキ科

生態等

  1. 成虫は体長2cm、開長6cmほどの蛾(ガ)で濃い青色の中に黄色のオビ状の模様があります。
  2. 幼虫はオレンジの模様のあるシャクトリムシで、5cmほどに成長します。
  3. もともとはインドからマレー半島あたりに生息していましたが、平成12年以降、南九州(鹿児島県、宮崎県)で見られるようになりました。
  4. 宮崎県内で過去(昭和中期)にも発生してましたが、近年県内各地で被害が確認されています。
  5. 幼虫が葉を食害し、激しい場合は枯死することもあります。

対策

  1. 薬剤散布(登録農薬:トレボン乳剤、ロックオン)
    薬剤名 希釈倍率 販売取扱
    トレボン乳剤 4,000倍 農薬取扱店(園芸専門店、ホームセンター等)
    ロックオン 1,000倍 宮崎県森林組合連合会
  2. 幼虫の駆除
  3. 県内各市町村において噴霧器を貸し付けている場合があります。詳しくはお住まいの県内各市町村にお問い合わせください。

/images/9793/000109375.jpg

お問い合わせ

環境森林部自然環境課保安林担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

ファクス:0985-38-8489

メールアドレス:shizen@pref.miyazaki.lg.jp