指定希少野生動植物の概要（キエビネ）

名称

学名

Calanthesieboldii

科名

ラン科

宮崎県カテゴリー

絶滅危惧1B類

重要度

B

環境省カテゴリー

絶滅危惧1B類

分布

県外：本州（近畿以西）、四国、九州。韓国（済州島）県内：各地散在

生育環境

照葉樹林の林床

生育状況

県内に広く生育していたが、99％以上が消失し、絶滅寸前となっている。開花株を見ることは難しくなっている。

減少の主要因

採取、伐採

選定の理由

野生のものは取り尽くされ、自生はごく希。

特記事項

宮崎県のシンボルとなっている照葉樹林の重要構成種

保護対策指針

1. 個体の保護
   • 盗掘の防止と流通・販売の監視、指導
   • 栽培品の増殖技術の確立と管理
   • 生育状況等の調査とモニタリング
2. 生育地の保護
   • 生育地周辺の環境維持
3. その他
   • 保護の必要性の啓発
   • 展示会のあり方誘導
   • 栽培株の自然環境への植え戻しルールの確立

関連するページへのリンク

• 宮崎県野生動植物の保護に関する条例第11条指定希少野生動植物について
• 宮崎県野生動植物保護基本方針