掲載開始日:2021年5月20日更新日:2024年12月6日
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県民の皆様に日ごろから備えていただきたいことを一口メモにしました。
ご自身や家族ですぐ実践できることばかりですので、もしもの時に備えておきましょう。
注意:リンクをクリックするとメモにジャンプします
台風の多い時期は、大雨による洪水や土砂災害が発生しやすくなります。
気象注意報・警報などの情報を、携帯やスマホにメールで通知する「宮崎県防災・防犯情報メールサービス」は、災害の危険性を知る手段です。また、防犯や火災情報なども受け取れます。ぜひ登録しておいて、早め早めの情報入手で災害に備えましょう。
宮崎県での竜巻発生数はなんと全国4番目。天気予報で「竜巻に注意」と呼びかけられたら、空模様やその後の竜巻注意報などに注意しましょう。竜巻に遭遇した人は次のようことを経験しています。
このような場合は、あなたの身に危険が迫っています。
竜巻の発生を確認したら、屋内ではカーテンを閉めたり、窓から離れる、屋外では丈夫な建物に避難するなど身を守る行動をとってください!
災害発生の時に一番頼りになるのは皆さんの家族。
いざというときにどうすればよいのか、家族で決まり事を作ったり、災害や防災について話しあっておくことが家族を守ることにつながります。
考えておくことはいくらでもあります。
懸念されている南海トラフ巨大地震などの大災害がもし発生したら、水道水がストップしたり、流通が止まりスーパーマーケットやコンビニエンスストアから食料が無くなることもあり得ます。
被害が大きければ、混乱が収まっても、外部からの支援が届くには時間もかかります。
もしもに備えて食料と水の備蓄に努めてください。
日頃の食材のストックも利用して最低でも3日分、可能であれば1週間分備えることが家族の命を救います。
11月5日は「津波防災の日」。
平成23年の東日本大震災では、大地震に続いて発生した大津波で多くの方が亡くなりました。
もし南海トラフ巨大地震が発生したら、押し寄せる津波から身を守るには逃げるしかありません。
県内で津波の危険性がある地域は、県のホームページや市や町のハザードマップで調べることができます。
お住まいや職場あるいはよく利用する施設が津波による浸水地域の場合、市町村の指定する避難ビルなどの避難場所を確認しておきましょう。
海辺で地震が起きたら津波が来ると思い、海からは「遠く」「高く」逃げるが鉄則です。
みなさんは災害に備えて備蓄品や非常持出品を準備していますか。
貴重品や携帯食糧など、災害時にとりあえず持って逃げるものを準備しておく「1次の備え」、
ライフラインが途絶し長期間物資が手に入らない場合のために食糧や水を備蓄しておく「2次の備え」という二段構えが安心です。
さらに、「1次の備え」の物のから、チョコレートなどのお菓子、ペットボトル飲料水、常備薬など、外出時に携帯ができそうなものを、いつも使うバックに入れておいたり、身につけておく「0次の備え」をすることで、いつどこで被災するか分からない災害から身を守ることができます。
平成7年の阪神淡路大震災では、8割が倒壊家屋による窒息死・圧死でした。
地震の被害を軽減する最も効果的な方法は,住宅の耐震化ですが、地震では、倒れてきた家具の下敷きになって、命を失ったり、大ケガをすることもあります。また、倒れた家具が逃げ道をふさいでしまうこともあります。
大きな地震では家具は必ず倒れるものと考えて、まずは家具の固定や配置の見直しからはじめてみましょう。
万が一、地震で倒れた家具などの下敷きになって身動きが取れなくなったとき、助けを呼ぶために大きな声を出し続けると体力を消耗してしまいます。
そんなときに役に立つのが「笛」。
吹く力が弱くても人に聞こえる笛があれば自分の居場所を知らせることができます。
笛を肌身離さずにいることは無理でも、小さくて薄いものや、キーホルダー型の笛もありますので、防犯も兼ねて日ごろから持ち歩きましょう。
近年の大災害では、様々な分野にわたるボランティア活動や住民の自主的な防災活動が、災害復旧にあたり大変重要な役割を果たしています。
ボランティアは、「手伝いたい」とか「参加したい」と思う気持ちがあれば誰もが参加できます。
普段から身近なボランティア活動に参加したり、地域の自主防災組織の訓練に参加するなど、できることからはじめてみてはどうでしょう。
いざというときには、みなさんの力が必要となります。
1月17日は「防災とボランティアの日」、1月15日~21日は「防災とボランティア週間」です。
大規模災害時には、国や自治体の支援・救助(公助)に時間がかかることは、過去の災害でも明らかです。
まずは自分の命は自分で守り(自助)、それと地域の力(共助)をあわせて災害被害を少なくすることが大切です。
特に災害発生時には向こう三軒両隣の助け合いが大事。
遠い親戚より近くの他人。いざということきに頼りになるのは隣近所の方々です。
いざというときの「近助」が有効に働くよう、日ごろからご近所との交流を忘れずに。
突然地震の大きな揺れがおきたとき、すぐに行動できますか?
道を歩いているとき、車を運転しているとき、料理をしているとき、トイレに入っているき・・・・
地震はいつも避難訓練を行なっている時間や場所では起きるとは限りません。
日常生活の様々な場面で、「今この瞬間に地震が起きたらどうなるのか?どうすればいいのか?」を考えてみることで、もしもの時に慌てずに身を守ることができます。
「災害の一日前に戻れるとしたら、あなたは何をしますか?」
この問いに対する、過去の災害で被害に遭われた方々の答えは、それがそのまま私たちが日ごろから備えておくべきことです。
内閣府ではそんな被災者の声を集めた「一日前プロジェクト」をホームページに公開しています。
3月11日で東日本大震災の発生から5年目を迎えます。
地域、職場、家庭などさまざまな場面で何が必要だったのか、どうすればよかったのか、被災者の声に耳を傾けてみましょう。
東日本大震災では、電話や携帯メールが不通になったため、スマートフォンでSNS(ソーシャルネットワークシステム)やインターネットを通じて安否確認をした人が多数いました。
また、災害時に役立つアプリも最近充実していますので、スマートフォンは災害時の強い味方です。
ただ、便利なスマホもバッテリー切れでは使えません。日ごろから充電器を持ち歩いておくのも災害への備えの一つです。
4月から就職や転勤などで新天地での生活が始まる方も多いのではないでしょうか。
引っ越しついでに、家の中の地震対策を見直してみませんか。
地震が起こると家中の様々な物が危険な凶器になる可能性があります。
寝室には高い家具を置かない、避難しやすいようドアや廊下付近には物を置かない、高い場所に重い物を置かないなど、「下敷きにならない」「逃げ道をふさがない」家具の配置が鉄則です。
雨の多い季節に心配なのは風水害。特に土砂災害は、一瞬にして多くの人命や住宅などの財産を奪ってしまう恐ろしい災害です。
土砂災害を防ぐには、事前の備えが大切です。
県では、県内にある約1万5千箇所の土砂災害危険箇所について、土砂災害のおそれがある区域の警戒区域指定を進めています。
お住まいの場所が土砂災害危険箇所かどうか、土砂災害警戒区域等マップで確認したり、お住まいの市町村役場に相談しましょう。
ただし、土砂災害は、土砂災害危険箇所以外でも発生する可能性があることに注意が必要です。
河川氾濫などにより浸水が予想される地域や避難場所等の防災情報が掲載されている洪水ハザードマップ。
平成27年9月の関東・東北豪雨で堤防が決壊した茨城県常総市の浸水範囲は、市のハザードマップのほぼ想定通りでしたが、「まさかこんなところまで水が来るとは思わなかった」などの理由から避難が遅れ、ヘリやボートで救助された住民は4,000人を越えました。
ご家庭にあるハザードマップを活用し、自分の地域の危険を知ることが災害から命を守る第一歩です。
注意:ハザードマップについてはお住まいの市町村役場にお問合せください。
離れて過ごす家族が集まるお盆は、家族で防災について考える絶好の機会。
いざというときにどうするのか、家族で決まり事を作ったり、災害や防災について話しあっておくことが、家族を災害から守ることになります。
今年のお盆は家族で防災会議を開きましょう!
大規模災害が発生すると流通がストップし、いつでも購入出来ていたものも手に入らなくなります。
明日からしばらく買えなくなった場合に困る「もの」を想像してみましょう。食べ物?赤ちゃんのおむつ?ペットフード?
困るのはお店で買う物ばかりとは限りません。水道や電気、ガスも使えないかも。
無いと困る物は、あらかじめ多めにストックしたり代用品を準備する、すなわち「備蓄」しておけば安心です。
日頃の備えで災害に備えましょう。8月30日~9月5日は、「防災週間」です。
急速に普及し、私たちの生活に欠かせない存在となりつつあるスマートフォン。
防災に役立つアプリケーションも数多く提供されています。特に、位置情報サービスを活用した機能が充実し、今いる場所の気象警報や地震、避難指示などの情報がリアルタイムで配信されたり、近くの避難所を地図で確認できるなど、日常生活はもとより旅行先でも活用できます。
災害時の情報収集、連絡手段としても便利なスマートフォン。自分にあった防災アプリを一つ入れておくと、もしものときに役立ちます。
アプリに関する情報は、下記リンク先でチェック!
災害に備えた備蓄は、食べることばかり考えがちですが、排泄のことも考えて置く必要があります。
停電、断水などで、水洗トイレが使えない場合、トイレを我慢することによる健康被害はもちろん、汚物の溜まったトイレは生活環境を悪化させます。
飲料水とは別に、物を洗ったり、トイレ用の生活用水をポリタンクなどに確保しておきましょう。
また、下水道施設が復旧するまでは水が流せないため、市販の簡易トイレなどを備蓄しておくことも必要です。
トイレットペーパーや手を拭くためのウェットティッシュも忘れずに。
暖房器具を使う寒い季節や、食事を作る火を扱う家庭の多い時間帯に大地震が起きると火災発生のおそれがあります。
でも、地震発生直後の火災だけでなく、地震で起きた停電が復旧した後に、電源が入って倒れたままになっていた電気ストーブなどの電気器具や断線した電気コードに電気が流れることによって起きる火災「通電火災」も深刻な問題です。
地震の時にコンロなどの火を消すのはもちろんのこと、避難する際にはブレーカーを落とすことも忘れずに。
地震を感知すると自動的に落ちる感震ブレーカーの設置もオススメです。
大規模災害に対して日頃から備えておくことはたくさんありますが、一番大切なのは自分や家族の命を守ることです。
過去の大地震などの教訓から、地震による揺れから命を守るための「家屋の耐震化や家具の固定」、津波や洪水から命を守るための「早期避難」、そして被災後に命を繋ぐ水や食糧などの「備蓄」、この3つは今すぐ取り組むべき命を守る行動です。
すぐに完璧に取り組めなくても、できることからはじめましょう。「あの時ああしておけば・・・」という後悔だけはしたくありません。
自然災害伝承碑とは、過去に発生した自然災害(洪水、土砂災害、高潮、地震、津波、火山災害等)の様相や被害状況等が記載されている石碑やモニュメントのことです。
国土地理院では、地図・測量分野からの貢献として過去に発生した自然災害の教訓を後世に伝えようと先人たちが残した記録(石碑やモニュメント)を地域の方々に伝えるとともに、的確な防災行動による被害軽減を目指すため、「自然災害伝承碑」の地図記号を制定し、地理院地図等への掲載を推進しています。
津波対応型救命艇は、大型の船舶等に搭載される救命艇の技術を応用し、国土交通省が考案したもので、エンジン等の動力は無く、漂流しながら、救難信号を発信して救助を受けることも可能なものです。
宮崎県内では、宮崎空港に設置されていますので、是非宮崎空港ウエルカム広場で御覧ください。
総務部危機管理局危機管理課防災企画担当
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