掲載開始日:2022年2月10日更新日:2024年2月22日

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硫黄山周辺の火山ガス濃度測定結果(速報値)

えびの高原周辺の立入規制区域内における火山ガス濃度は非常に危険な濃度となることがあります。立入規制区域や規制されている登山道(エコミュージアムセンターと不動池を結ぶ登山道等)には絶対に入らないでください。

なお、濃度が下がった場合でも、噴火警戒レベルによる立入規制が設定される場合があります。

えびの高原の硫黄山火口周辺では、高い濃度の硫化水素など、人体に有毒な火山ガスが測定されていることから、硫黄山周辺に立入禁止区域が設定されております。

県では、立入禁止区域及びその周辺の火山ガス濃度を把握し、登山者等の安全確保を図るため、立入禁止区域の周辺において、定期的に火山ガス濃度の測定を行なっています。

1.測定ポイントの位置

下図の丸地点が火山ガス測定ポイントです。(青丸が自動ガス測定ポイントです。)

火山ガスに係る立入禁止区域は赤囲みの範囲です。

火山ガス立入規制・測定ポイント図(R5.7.11整理)

火山ガス立入規制・測定ポイント図(R5.7.11整理)(PDF:378KB)

注意1:令和元年6月17日13時からM7の自動測定機をM22に移設して測定開始しました。

注意2:平成29年4月29日に、韓国岳登山道に迂回路が設置されました。

2.火山ガス測定結果

手動による火山ガス測定は、平成28年2月26日から開始し、噴火警報発表のため平成30年2月14日の測定を最後に中断していましたが、平成30年6月26日から測定を再開しました。

測定地点M8付近の地盤が軟弱化したことから、測定員の安全のため令和2年2月5日(水曜日)からM8の手動による測定を中止しました。

自動ガス測定機による火山ガス(硫化水素)の測定は、平成29年1月17日から実施しています。

平成29年8月30日に、M1及びM14に設置していた自動測定機を、M23,M24に移設しました。

令和5年7月7日に硫黄山の噴火警戒レベルが2に引き上げられたことから、手動による火山ガス測定を中断しておりましたが、令和5年12月6日に噴火警戒レベルが1に引き下げられたため、12月13日より測定を再開します。

測定値

(H2S:硫化水素、SO2:二酸化硫黄、:下限値以下の値)(単位:ppm)

測定日 測定方法 測定
ガス
下限値 測定場所
地点① 地点② M
7
M
8
M
12
M
14
M
15
M
17
M
20
M
22
M
23
M
24
M
25
M
26
2月21日 手動 H2S 1.25 - - -

2

SO2 0.1 - - 0.2

-

0.1 0.1 0.1 0.1 0.2

0.1 0.5
2月15日~
2月21日
自動
(期間中の最大値)
H2S - - - - 2 2 - - - - 20 0 0 - -

2月21日~
2月22日
(県道規制基準)

H2S - 0 0 - - - - - - - - - - - -
SO2 - 0 0.5 - - - - - - - - - - - -

注意1:硫化水素20ppm以上、二酸化硫黄5ppm以上が測定され、引き続き越えることが想定される場合、注意喚起や立入規制区域の設定などを検討します。

注意2:測定結果は速報値ですので、後日修正する場合があります。

注意3:100センチメートル高さでの測定値です。

注意4:自動ガス測定機の測定値は、5分間平均値です。

これまでの測定結果

令和4年度以前の自動測定結果

令和4年度以前の手動測定結果

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