スローな時間を楽しむ、滞在型の新しい旅
スローライフ、スローフードといった言葉が流行語になるほど、人々は暮らしのペースにゆとりや癒しを求めるようになってきた。観光も従来の名所や旧跡をめぐる周遊型のものに加えて、緑豊かな農村や漁村に足を運び、その地の自然、文化、人々と交流を楽しむ滞在型の観光が注目されている。
こうした流れを受けて、宮崎県では｢ゆっ旅宮崎｣のネーミングのもと、地域ならではの自然や歴史、食材などを活用しながら、ゆったりとした時間を過ごしてもらう観光地づくりに取り組んでいる。
現在、高千穂郷、延岡、綾、西都、日南、串間、北きりしまなど県内各地で、地域の魅力あふれる体験メニューを実施。「おもてなし日本一」を目指す宮崎の温かい人情に、スケールの大きな自然、そこに息づく素朴な暮らしが魅力となって、都市部の利用客から好評だ。
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