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掲載開始日:2009年10月1日更新日:2023年3月8日

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建物のシロアリ対策について

建物に使用される木材がシロアリによる食害を受けることで、建物の耐久性が低下します。
シロアリやシロアリによる被害を発見したら、早めに対策を講じることが重要です。

建物に見られるシロアリの種類

ヤマトシロアリ

  • 湿潤な場所を好み、湿った木材や土中で生活することが多いです。
  • 被害は木材の腐朽と同時に起こることが多いです。
  • 主に建物下部を加害します。

イエシロアリ

  • 建物や土中に大きな巣を作り、数十万匹でコロニーを形成します。
  • 乾燥した場所でも、水を運んで湿しながら加害するため、被害は建物全体に及びます。
  • 加害速度も速いです。

アメリカカンザイシロアリ

  • 平成21年に延岡市で生息が確認された外来種です。
  • 乾燥した木材中に小集団で生活しており、被害の進行は比較的緩やかです。
  • 乾燥した木材やピアノ、ステレオ、タンスなどの家具等を食害します。
    乾いた砂粒状の糞を排出するのが特徴です。

(画像:アメリカカンザイシロアリの糞(拡大))

アメリカカンザイシロアリの糞(拡大)

シロアリの駆除や防除について

木造の建物を建築する際は、建物の土台や外回りの柱および台所や浴室等の下部等については、シロアリによる被害を防ぐための措置をすることが、建築基準法施行条例で定められています。
シロアリの駆除や防除については、専門業者へのご相談をおすすめします。

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お問い合わせ

県土整備部建築住宅課建築指導担当

〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号

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メールアドレス:kenchikujutaku@pref.miyazaki.lg.jp