宮崎県季刊誌「Jaja」じゃじゃ

Jajaバックナンバー

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宮崎の地ビール

行縢山の天然水、綾川湧水群、霧島レッカ水と、全国に誇れる名水に恵まれて、独自の味づくりに取り組む宮崎の地ビール。
それぞれに個性が際だつ味わいを、楽しんでみてください。

綾の地ビール ケルシュ 霧の蔵ブルワリー ブロンド ひでじビール きつね
綾の地ビール
ケルシュ
ドイツのケルン地方で伝統的に作られている地ビールを再現したもの。エールと同様に上面発酵で作られる。低温で熟成させるため、軽快でさわやかな苦みと、独特のフルーティな風味がある。
霧の蔵ブルワリー
ブロンド
小麦麦芽を使った上品な味わいのビール。ファインアロマホップのはなやかな香りが立ち、すっきりした苦みが特徴。味わいは軽めで、飲みやすく、ほのかな甘みもある。
ひでじビール
きつね
ホップの苦みと香りがきいたピルスナータイプ。ピルスナーは世界中でもっとも多く作られているビールで、キレの良さが特徴。きつねは、行縢山の天然水の中でも相性の良い軟水を使って作られる。
綾の地ビール アルト 霧の蔵ブルワリー ゴールデン ひでじビール もぐら
綾の地ビール
アルト
アルトビールは、ドイツのデュッセルドルフ周辺で古くから飲まれている地ビール。ケルシュよりも色が濃く、透明感のある赤銅色に近い色合いをもつ。ひきしまった苦みと、すっきりした味わいが特徴。
霧の蔵ブルワリー
ゴールデン
チェコのピルゼン地方を発祥とするピルスナーは、下面発酵で作られる。キレのある苦みと、ホップの香りがバランスした、日本でももっともなじみ深いタイプで、料理との相性も幅広い。
ひでじビール
もぐら
上面発酵のエールタイプで、華やかな香りと苦みがある。ひでじビールの賞味期間は約3か月だが、製造元によると、このビールは製造直後のフレッシュ感と、しばらく寝かせた後の芳醇さの両方を楽しめるという。
綾の地ビール 黒 霧の蔵ブルワリー スタウト ひでじビール むささび
綾の地ビール

黒ビールは、一般に味が濃厚で苦み、酸味とも強いものが多いが、このビールは焙煎した麦芽の香ばしさを立てながら、全体にすっきりとした軽い飲み口が特徴。気軽に楽しめる黒ビールに仕上がっている。
霧の蔵ブルワリー
スタウト
焙煎された麦芽の色が反映した黒ビール。独特の香ばしさがあり、じっくりと味わいながら飲むビールだが、コクとともにドライタイプらしいキレの良さもある。
ひでじビール
むささび
麦芽を深く焙煎した黒ビール。通常、黒ビールはコクのあるタイプが多いが、このビールは低温発酵・低温熟成により、すっきりしたキレもある。製造元では、きつねと5対5で割る飲み方もすすめる。
綾の地ビール ブルーベリー 霧の蔵ブルワリー 日向夏 ひでじビール いのしし
綾の地ビール
ブルーベリー/発泡酒
珍しいブルーベリーを使った発泡酒。ビールの味わいをしっかり残しながら、ブルーベリーのフルーティさが、うまくマッチしている。
霧の蔵ブルワリー
日向夏/発泡酒
ビールと同様に、麦芽とホップが主原料だが、宮崎特産の日向夏を丸ごと使い、ショウガやレモンの風味を加えた。シャンパンを思わせる柑橘系の風味が楽しい、新しい感覚の発泡酒に仕上がっている。
ひでじビール
いのしし
ビールは通常、二条大麦(ビール麦)を原料にするが、これは小麦を加えたウィートビールと呼ばれるタイプ。泡持ちがよく、フルーティな香りがあり、ほんのりとした甘みも感じられる。