トップ > 防災・安全・安心 > 防犯・交通安全 > 公安委員会 > 会議録 > 令和8年 > 令和8年6月25日開催の宮崎県公安委員会会議録

掲載開始日:2026年9月1日更新日:2026年9月1日

ここから本文です。

令和8年6月25日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和8年6月25日(木曜)14時30分~15時17分

出席者

公安委員会

松山昭委員長、山下恵子委員、佐々木慈舟委員

警察本部

本部長、警務部長、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、情報通信部長、首席監察官、警察学校長、サイバー戦略局長、総務課長

第1.本会議

1.報告

(1)遺失物関係業務の統合運用について(試行)

警務部長から、

  • 試行運用の目的、試行運用期間、時間及び対象警察署、統合運用における主な業務

について報告があった。

委員が、「本県でも年間16万件を超える遺失物の取扱いがあると聞き、その数の多さに驚いた。ところで、この遺失物業務の統合運用により、警察署はどの程度負担軽減につながるのか。」旨質問したところ、警務部長から、「遺失物に関する問合せの約半数は電話によるもので、警察本部が届出受理を運用している時間帯は、少なくとも試行運用対象警察署の電話対応にかかる負担が軽減されると見込まれる。」旨の説明を受けた。

委員が、「今回は試行的に統合運用を図るようだが、本格運用までのプロセスを示していただきたい。」旨質問したところ、警務部長から、「少なくとも本年中は、試行運用を継続し、統合運用上における問題点の抽出をはじめとしたあらゆる面での効果測定を行い、徐々に統合運用が可能となる対象警察署を拡大したいと考えている。」旨の説明を受けた。

委員が、「警察が取り扱う業務は年々多様化し、結果として職員の負担が増していることを懸念している。今回の統合運用のように、効率化が見込まれる業務は積極的に窓口を一本化するなどの合理化を推進し、一層の負担軽減に努めていただきたい。」旨発言した。

(2)行方不明者発見活動について

生活安全部長から、

  • 行方不明者届の受理・発見状況、行方不明者の種別及び年代別、警察の取組

について報告があった。

委員が、「昨年中の行方不明者の発見率は87.5%であるが、残り12.5%は未だ発見されていないと認識してよいのか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「そのとおりである。これら未発見者の多くは、20代などの若年層が中心で、親に何も言わずに家を出て行くケースが目立っている。一方で、昨年中は17歳以下の未成年者が行方不明となった届出を116件受理したものの、各種警察活動を通じ全件発見している。」旨の説明を受けた。

委員が、「例年高い発見率をキープしていただき、届出を行った親や配偶者等の不安を解消していることに対し感謝申し上げる。ところで昨年中は、福祉犯被害のおそれがある行方不明者の届出を104件受理しているが、この件数は個人的には非常に多いと感じている。行方不明になる理由や背景は様々あるだろうが、早期発見に努めていただき、行方不明者が福祉犯の被害に遭わないよう、尽力していただきたい。」旨発言したところ、生活安全部長から、「特に女性の未成年者が当事者となる行方不明事案は、金銭を十分に所持していない状態で家出するケースが多い。結果として金銭を得るために風俗営業等にスカウトされる事案等も懸念されるとともに、何よりも性犯罪に直結するおそれも高いことから、警察としてもあらゆる活動を通じて早期発見に努めている。」旨の説明を受けた。

委員が、「65歳以上の高齢者の受理件数も143件に及んでいるが、認知症に起因する行方不明も多いのか。また、高齢者は早期発見が生死に直結することから、早期発見に期する有効な手段等はあるのか。」旨質問したところ、生活安全部長から、「昨年は認知症または認知症のおそれがある高齢者の行方不明届を80件受理している。うち67名が生存された状態で発見できた一方、残念ながら11名の方が亡くなられた状態で発見された。早期発見のためにも警察としては、家族等からの早期届出依頼と関係機関と連携した捜索体制の確立、また幅広い媒体を活用した行方不明者にかかる情報発信等の取組を行っている。」旨の説明を受けた。

(3)飲酒運転根絶強化月間について

交通部長から、

  • 実施期間、主催、運動の重点、県下一斉飲酒運転集中取締り

について報告があった。

委員が、「毎回、意見の聴取・聴聞における決裁関係書類を確認しているが、相変わらず飲酒に起因する事故が多い。これから夏場を控え、さらなる飲酒運転が増加するのでは、と大変危惧している。今回の運動を通じ、県民に広く『飲酒運転をしない、させない、許さない』という意識を周知させていただきたい。」旨発言した。

委員が、「飲酒運転は当然許されるものではないが、泥酔して路上に寝込んでしまう歩行者対策も必要ではないのか。路上寝込みは死亡事故をはじめ、重大交通事故の当事者になる可能性が非常に高いことから、酒類提供店も客が泥酔するまでアルコールを飲ませない、一緒に飲んだ者が責任を持って泥酔者をタクシー等で自宅まで送り届けるなどの周知も併せて実施していただきたい。」旨発言した。

委員が、「飲酒体験ゴーグルを用いて、飲酒運転がどれだけ危険な運転行為であるかを認識させる体験型イベントを積極的に開催していただきたい。私自身もゴーグル着用を体験したが、着用後すぐに自らの体が直立できない状態に陥った。このような正常ではない状態で車両を運転することが、いかに危険であるかを、県民に知っていただく必要性を感じている。」旨発言した。

(4)共同危険行為等の禁止違反事件の検挙について

交通部長から、

  • 検挙日時、検挙課署、被疑者、事案の概要、適用法条

について報告があった。

委員が、「今回の事件を認知したのは、110番通報によるものなのか。また、事件の証拠となるような映像も押収しているのか。」旨質問したところ、交通部長から、「今回の事件は、現場付近から複数の110番通報で認知した。また、現場周辺の防犯カメラ映像や通行車両のドライブレコーダー映像等を入手して、被疑者らの違反行為を特定し、事件として着手した。」旨の説明を受けた。

委員が、「今回検挙された4名の関係性は何かあるのか。また、被疑者らはなぜこのような暴走行為を敢行したのか。」旨質問したところ、交通部長から、「4人はいずれも同じ中学校の同級生である。また、今回の共同危険行為を敢行した理由については『周囲に目立ちたいという目的で、バイクで暴走行為を繰り返した』旨、供述している。」旨の説明を受けた。

委員が、「押収したバイクには改造が施されていたのか。」旨質問したところ、交通部長から、「マフラーを改造し、爆音が出せるようにしていたなどの整備不良状態が認められた。」旨の説明を受けた。

委員が、「今回の暴走行為に起因した交通事故は発生していないと聞き、第三者がこのような危険行為に巻き込まれなかったことは幸いである。ただ、県内においては、バイク等を用いた暴走行為が後を絶たず、交通秩序維持の観点からも、警察による継続的な取締りは必要だと感じている。併せてこれから、高校等は夏休みに入ることから、少年の健全育成という観点からも、交通指導取締りと併せ、少年補導等を積極的に実施するなどして、早い段階で非行の芽を摘み取っていただきたい。」旨発言した。

(5)その他

  • 委員が警察本部出席者に対し、九州管区内公安委員会連絡会議第44回定例会の会議結果を伝達した。
  • 委員が警察本部出席者に対し、本県公安委員会定例会に先立ち行われた次期公安委員長の互選結果について、「公安委員全員で互選を行った結果、佐々木慈舟委員を次期公安委員長に選任した」旨伝達した。
  • 本部長から、「九州管区内公安委員会連絡会議の結果を詳細に伝達いただき、感謝申し上げる。引き続き本県警察は公安委員会の御指摘は真摯に対応していく所存であることから、今後とも御指導をいただきたい。」旨の発言があった。

第2.意見の聴取・聴聞

運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取・聴聞結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。

第3.交通規制の意思決定

交通規制課長から、信号機の撤去及び一般交通規制(新規、変更、解除)について公安委員会意思決定伺があり、公安委員合意でそれぞれ意思決定がなされた。

第4.決裁

  1. 公安委員会苦情の受理について(総務課)
  2. 警察署協議会委員の委嘱について(総務課)
  3. 審査請求の裁決について(県民広報課)
  4. 射撃教習資格認定申請にかかる不認定について(生活環境課)
  5. 公安委員会規則の廃止について(生活環境課)
  6. 審査請求の裁決について(運転免許課)

お問い合わせ

宮崎県公安委員会  

〒880-8509 宮崎県宮崎市旭1の8の28