掲載開始日:2023年3月6日更新日:2025年5月2日
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2025年度から、65歳の方などへの帯状疱疹ワクチンの予防接種が、予防接種法に基づく「定期接種」の対象となり、一部公費負担での接種が可能となりました。詳しくは、お住いの市町村へお問い合わせください。
(厚生労働省作成)帯状疱疹ワクチン定期接種リーフレット(PDF:319KB)
(厚生労働省作成)帯状疱疹の予防接種についての説明書(PDF:537KB)
帯状疱疹は、体内に潜んでいた水痘(=水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルスによって起こります。
小児期等に水痘にかかり、治癒後も体内の神経節に潜んでいた水痘・帯状疱疹ウイルスが、加齢・疲労・ストレスなどにより、免疫力が低下した際に再び活性化し、帯状疱疹として発症します。
50歳以上になると発症率が上昇し、80歳までに約3人に1人が発症すると推定されています。
帯状疱疹の主な症状は、身体の左右どちらか片側の皮膚に生じる、痛みやかゆみを伴う発疹(水疱)です。
はじめにピリピリとした痛みやかゆみから始まり、2-3日後からその部分に発疹(水疱)が生じます。やがてさらに激しい痛みを伴うようになります。
水疱が可否化するまでに10~15日、皮膚が正常に戻るまでには1か月ほどかかります。
また、皮膚が正常に戻った後も痛みが持続し、痛みが完全になくなるまでには6週間ほどかかります。
生ワクチン(阪大微研) | 組換えワクチン(GSK社) | ||
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接種方法 | 皮下に接種 | 筋肉内に接種 | |
接種回数・間隔 | 1回 |
2回(2か月以上の間隔をあける) 病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できる |
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接種条件 | 病気や治療によって、免疫の低下している方は接種できない |
免疫の状態にかかわらず接種可能 |
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予防 効果 |
接種後 1年時点 |
6割程度 |
9割以上
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接種後 5年時点 |
4割程度 |
9割程度 | |
接種後 10年時点 |
-
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7割程度
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帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。
定期接種はお住まいの(住民票のある)市町村で実施されます。
接種を受ける場所や費用について、詳しくはお住まいの市町村にお問い合わせください。
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福祉保健部薬務感染症対策課感染症対策担当
〒880-8501 宮崎県宮崎市橘通東2丁目10番1号
電話:0985-44-2620
ファクス:0985-26-7336