掲載開始日:2025年6月10日更新日:2025年6月10日

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南海トラフ地震への対応について

提言(令和7年4月9日)

(性別:不明、年齢:60代)

日向市の小学校に通う孫によると、登下校中に地震が来た時の対応について、学校からは何も指導がないとのことだった。各学校へ、県としてどのような指導をしているのか。

回答

宮崎県教育委員会では、学校安全に関する児童生徒の安全意識を醸成するとともに、自分の命と地域を守ることができる人材の育成に取り組んでおります。

特に、本県は、南海トラフ地震の発生が想定されるため、令和2年度より県内の沿岸部の市町の学校に、地域と連携した防災教育の取組を進めています。

昨年度は、日向市の小学校が取り組んでおり、学校での毎月の津波想定の避難訓練に加え、下校時に小学生が地域の方と合同での避難訓練を実施したり、見守りを行っている地域の方と定期的に会議を開催したりするなどの取組を行っています。

そうした成果については、毎年、県内の全ての小・中・高等学校、特別支援学校の先生方を集めた研修会を開催し、学校における防災教育の重要性について周知しているところです。

また、市町村教育委員会を通して、各学校にも安全教育の中で防災に関する指導を的確に位置付けるように通知しており、各学校においても学級活動や学校行事等において防災教育に取り組んでいるところです。

県教育委員会としましては、今後も、子どもたちが自ら安全に行動する力を身に付けるために、県や市町村の関係課と連携し、実践的な防災教育等を進めてまいります。

あわせて、今回の御相談について、市町村教育委員会を通して、各学校へ周知するなど、学校における防災教育の充実に取り組んでいきたいと思います。

お問い合わせ

教育委員会人権同和・生徒指導課生徒指導・安全担当

〒880-8502 宮崎県宮崎市橘通東1丁目9番10号

ファクス:0985-32-4476

メールアドレス:jinkendowa-seitoshido@pref.miyazaki.lg.jp