掲載開始日:2024年3月11日更新日:2024年3月11日
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令和6年1月18日(木曜)14時00分~15時10分
江藤利彦委員長、島津久友委員、山下恵子委員
警察本部長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長
西都警察署長から、警察署の活動状況について、
について報告があった。
委員が、「報告を受けて、とても温かい気持ちになった。警察官が子供の憧れの職業となり、警察官採用試験を受験する子が増えるといいと思う。地域に密着した活動により、警察に対する住民の理解が深まり、良い方向に進んでいる。今後ともよろしくお願いする。」旨発言した。
委員が、「地域の方と密接な関係が続いていると感じた。管内が広域にわたっており大変であるが、地域の安全を守っていただき感謝申し上げる。地元の子供達に警察の仕事をPRすることで、警察官志望が増えているのは心強い。引き続き、良い雰囲気を醸成していただきたい。」旨発言した。
委員が、「広域な管内の安全安心を守り、地域住民と密着した活動をしっかりやっていただいている。」旨発言した。
警務部長から
について報告があった。
委員が、「毎年、採用試験で何かと苦労されていることと思う。前年より、競争率が上がってきたことは良いことである。合格者について、男女別に合格者を決めるのか、男女問わず成績順で決めるのか伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から「採用試験は男女別となっており、公告数もそれぞれ別に設定している。公告数は、警察官A、警察官Bとも男性17、女性7としているが、県警の『全警察官に占める女性警察官の割合を令和8年までに12%程度を目指す』という目標に向けて、計画的に採用数を決定している。」旨の説明があった。
委員が、「受験者をどう確保するかが大きな課題である。大学や高校で採用ガイダンスを行うのは、とても有効だと思う。警察の仕事について、子供達が漠然と描いているイメージを具体的に示すと、学生達も興味を持つと思うので、今後もガイダンスを是非開いていただきたい。」旨発言した。
首席監察官から
について報告があった。
委員が、「特に大きな問題がなかったのは何よりである。非違事案防止対策研修会で、現場の意見を聞く機会を設けているのは良いことなので、引き続き継続していただきたい。」旨発言した。
委員が、「日頃から、しっかり指導していただいていることが理解できた。また、職員から様々な意見が出て、その意見に対して、組織がすぐに改善に向けて動いていることは素晴らしいと思った。」旨発言した。
生活安全部長から
について報告があった。
委員が、「年末年始の休み期間中に警備についていただき、お疲れ様でした。」旨発言したところ、生活安全部長から「今回の警備は、人出がコロナ禍前の状態に戻ることを想定し、体制を強化して警備に従事した。」旨の説明があった。
委員が、「えびの高原の人出数が、令和2年と比較してかなり少なくなっているが、何か理由があるのか伺いたい。」旨質問したところ、生活安全部長から「一部の県道に交通規制がかかっていたためと思われる。」旨の説明を受けた。
刑事部長から
について報告があった。
委員が、「児童虐待防止は重要な問題であり、いろいろな機関が共通認識を持つために意見交換するのは大変良い取組である。今後、この取組を全県的に広げていくのか伺いたい。」旨質問したところ、刑事部長から「今後の会議で提案していきたい。」旨の説明を受けた。
委員が、「このような多職種会議を開催していただき、また、組織として立ち上げていただき感謝申し上げる。これにより、救われる命があると思う。今後、この取組を市町村まで広げていただくと、支援が必要な人に手が届くと思うので、徐々に広げて支援につなげていただきたい。」旨発言した。
刑事部長から
について報告があった。
委員が、「1日も早く犯人が逮捕されることを願う。」旨発言した。
交通部長から
について報告があった。
委員が、「最新技術を使った興味深い実験である。様々なデータを取得して分析することで、交通事故防止につながる可能性が高まると思う。良い結果が出ることを期待している。」旨発言した。
委員が、「対象者の選定はどのようにしているのか伺いたい。」旨質問したところ、交通部長から「各警察署や市町村を通じて、高齢者クラブ等に呼びかけを行い、高齢者講習対象年齢の方を募集して選定した。」旨の説明を受けた。委員が、「結果を活かして、安全運転につなげることができればいいと思う。実証実験の結果が出たら報告していただきたい。」旨発言した。
委員が、「この実証実験には、どのような効果があるのか伺いたい。」旨質問したところ、交通部長から「一つは、運転者自身が、自分の運転技能の低下に気付くことにより、慎重な運転に心がけるようになることである。もう一つは、事故につながるような危険な運転をしている運転者については、一緒に参加している御家族の方から、免許返納を促してもらうことが期待できる。また、データの活用方法として、制限運転の施策の効果がどの程度あるのか実証できていないので、制限運転の宣誓をした人としていない人を比較し、宣誓した人の方が慎重な運転であるというデータが出たら、広報啓発の材料に活用できるのではないかと考えている。」旨の説明を受けた。
委員が、「こういったデータは、運用方法が非常に重要であると思うが、この実験は、全国的に実施しているのか、それとも本県独自の取組なのか伺いたい。」旨質問したところ、交通部長から「本県独自の取組である。以前に、この専用車載器を活用した交通安全イベントで、安全運転競技会を実施したが、この機器を付けることで、参加者全員が慎重な運転になったという効果があった。この作用が、高齢運転者の交通事故防止に役立つのではないかというところから、企業との協議が始まり、実証実験を行うこととなった。」旨の説明を受けた。委員が、「運転が慎重になることは大事なことである。スムーズな運用をお願いする。」旨発言した。
運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取・聴聞結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。
宮崎県公安委員会
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