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掲載開始日:2024年4月18日更新日:2024年4月18日

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令和6年2月15日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和6年2月15日(木曜)14時00分~14時48分

出席者

公安委員会

江藤利彦委員長、島津久友委員、山下恵子委員

警察本部

警察本部長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

第1.議事の概要

1.警察署の活動状況報告

宮崎北警察署長から、警察署の活動状況について、

  • 「ディベート」&「政策プレゼンの実施」

等について報告があった。
委員が、「本当に良い企画をしていただいた。若手を育てることについては、どの業種でも、それぞれ大きな課題を抱えている中で、若手自身が参加して意識を高めるという学びの方法が一番有益であると言われている。そこから、何かいいアイデアが出てきて、業務の改善に導かれていくと感じた。」旨発言した。
委員が、「宮崎市中心部の守りとして頑張っていただいている中、こういうユニークな形で署員を鍛えるということをやっていただき、ありがとうございました。」旨発言した。

2.報告

(1)令和6年春の組織改編について

警務部長から

  • 令和6年春の実員数の見込み、組織改編の主な内容

について報告があった。

委員が、「組織体制の整備は、今の業務の状況を踏まえると必要なことであり、それに対応した形にしていただき、ありがとうございました。業務の合理化・効率化に関して、本部への業務集約を行うことで、警察署の業務負担が減ることを期待しているが、一方で、逆に本部の負担が高くなり、残業が増えることも想定されるので、検証しながら対応していただきたい。」旨発言した。
委員が、「特殊詐欺連合捜査係については、他県警と合同で事件の捜査を行うのか伺いたい。」旨質問したところ、刑事部長から「現場で捜査を行うものではなく、広域的な特殊詐欺事件捜査の際、全国警察の連携を円滑にするために設置する係であり、他の都道府県警察の捜査を支援するものである。」旨の説明を受けた。
委員が、「女性被留置者の護送業務について、女性専用留置施設がある警察署から遠い警察署では、護送業務の負担が大きい等の意見が出ていたが、本部ではどのように体制を強化するのか伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から「本部の留置管理係の体制を増強し、本部員が警察署員に代わって護送を行う。」旨の説明を受けた。

(2)令和5年度宮崎県警察登竜門術科大会の実施結果について

警務部長から

  • 実施日時・場所、出場者数、実施結果

について報告があった。
委員が、「拝命後4年以内の若手警察官が研鑽(けんさん)を積むことは、すばらしいと思う。」旨発言した。
委員が、「今年度に拝命した若手が多数入賞しているが、有段者等が多いのか伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から「この期が特に有段者が多いということではない。今年1月に卒配した警察官は、これまでの術科大会に警察学校から出場していなければ本大会の出場資格があるため、昨年度以前に採用した出場者よりも、出場できる有段者等が多いことから、入賞者が多かったものと思われる。」旨の説明を受けた。

(3)令和6年全国優秀警察職員表彰受章者の決定及び表彰式について

首席監察官から

  • 受章者、表彰種別、表彰の趣旨、表彰式、拝謁

について報告があった。

委員が、「警察功労章というすばらしい章を受章され、おめでとうございます。」旨発言した。

(4)「犯罪の起きにくい社会づくりに関する協定」の締結式について

生活安全部長から

  • 協定日時・場所、締結者、協定の趣旨、協定に基づく取組、みまもる自販機

について報告があった。

委員が、「『ながら見守り』とは、配達業務の際に見守りを行うのか伺いたい。」旨質問したところ、生活安全部長から「そのとおりである。営業車両に『ながら見守り』のステッカーを貼り、子供達の見守り等をしていただく活動である。」旨の説明を受けた。
委員が、「『みまもる自販機』とはどのようなものか伺いたい。」旨質問したところ、生活安全部長から「自動販売機に防犯カメラが設置してあり、必要がある場合は、手続を取って警察が画像の閲覧をさせていただく。協定を結ぶことにより、画像を活用する趣旨を事前に理解いただき、画像の提供が円滑になる。」旨の説明を受けた。
委員が、「ドライブレコーダーや、自動販売機の防犯カメラなどで、犯罪の抑止につながるのは良いことである。みまもる自販機が開発された経緯について伺いたい。」旨質問したところ、生活安全部長から「この企業は、商品の盗難防止その他の防犯効果を考える中において、地域貢献を推進しており、各県警や自治体等と協定を結んでいる。」旨の説明を受けた。
委員が、「地域の防犯という視点で作られたのであれば、本当にありがたいことである。今後、台数が増えていくと良いと思う。」旨発言した。

(5)陸上自衛隊との共同実動訓練の実施結果について

警備部長から

  • 訓練目的、日時、場所、参加人員、訓練項目

について報告があった。
委員が、委員が、「事態が発生したときは、この訓練をもとに御活躍いただくことがわかった。何年か経つと、異動などで人の入れ替わりも出てくるので、今後とも定期的な訓練をお願いする。」旨発言した。
委員が、「情報通信部の役割について伺いたい。」旨質問したところ、警備部長から「現場の映像を本部に送信するもので、今回は訓練の映像を送信している。」旨の説明を受けた。

第2.意見の聴取・聴聞

運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取・聴聞結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。

第3.交通規制の意思決定

交通規制課長から、信号機の新設及び一般交通規制(新規、変更、解除)について公安委員会意思決定伺いがあり、公安委員合意でそれぞれ意思決定がなされた。

第4.決裁

  1. 公安委員会に対する苦情受理について(総務課)
  2. 審査請求に対する弁明書について(運転免許課)
  3. 石川県公安委員会からの援助の要求について(警備第二課)

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