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掲載開始日:2023年12月1日更新日:2023年12月1日

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令和5年8月24日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和5年8月24日(木曜)14時15分~15時43分

出席者

公安委員会

江藤利彦委員長、島津久友委員、山下恵子委員

警察本部

警察本部長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

第1.議事の概要

1.報告

令和5年第2四半期における苦情処理について

警務部長から

  • 第2四半期(4~6月)における苦情処理件数、改善すべきと判断した苦情の概要

について報告があった。
委員が、「常々指導していただいていることであるが、警察官には安全安心を求められているということが大前提であるので、適切に対応していただきたい。前年と比べて苦情処理件数が増加傾向にあるということであるので、今後、1年の後半を通してみて、増加が明らかになった場合は対応が必要になってくると思う。」旨発言したところ、警務部長から「今回報告した苦情処理件数は、第2四半期に苦情の処理が終了した件数であるため、苦情申出の件数とは若干異なるが、この点も含めて傾向を確認していく。」旨の説明を受けた。

宮崎県警察職員の服務に関する訓令の見直しについて(国内私事旅行)

警務部長から

  • 改正する訓令等、改正の理由、改正内容の周知等、施行期日

について報告があった。
委員が、「実情に合わせて改正を行なったのは適切である。この訓令での旅行という言葉の概念について伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から「一般的に使われるレクリエーションとしての旅行だけでなく、出かけること全般を旅行と言っている。」旨の説明を受けた。
委員が、「今回の改正は、国の規定が改正になったことに伴うものか伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から「通信手段の高度化に加え、道路整備により移動時間が大幅に短縮している実情等を踏まえ、改正したものである。」旨の説明を受けた。

家族の絆「OPENDAY」の開催結果について

警務部長から

  • 開催趣旨、開催日時・場所、参加者、開催内容、反響

について報告があった。
委員が、「とてもいい企画である。子どもたちが自分の親の仕事を見ることができるのは、これからのキャリア形成に大きく影響を与えていくと思う。」旨発言した。

サイバーパトロールの取組について

生活安全部長から

  • サイバーパトロールの意義、実施状況、違法・有害情報発見時の措置、今後の取組

について報告があった。
委員が、「サイバーパトロールの情報について、全国で集約される等の仕組みはあるのか伺いたい。」旨質問したところ、生活安全部長から「犯罪に関わる情報について、インターネットホットラインセンターに通報があった場合、ホットラインセンターから警察に通報され、警察で捜査を行う仕組みとなっている。」旨の説明を受けた。
委員が、「ボランティアで大学生も参加しており、更に意識が高まるのではないかと感じた。パトロールの目が多ければ多いほど、被害が少なくなっていくと思う。」旨発言した。

令和5年上半期の交通事故情勢について

交通部長から

  • 交通事故発生状況、歩行者事故の発生状況、高齢運転者事故の発生状況、今後の主な取組

について報告があった。
委員が、「今年はコロナ禍から日常に戻りつつあるが、今年の交通事故発生件数が少ない数字で推移しているのは、交通事故防止のための各種取組を頑張っていただいているおかげである。新聞に制限運転の記事が出ていたが、高齢者への制限運転の周知が難しい。どのように普及していくのかが課題と思うが、これまではどのような形で周知を図っているのか伺いたい。」旨質問したところ、交通部長から「制限運転の制度の周知としては、高齢者講習を実施している自動車学校において制限運転の取組について講話を行なったり、制限運転の宣誓をしてもらえる方には宣誓をしていただく取組を行なっている。行事を企画し、広報することにより、県民に制限運転の周知を図りたいと考えている。」旨の説明を受けた。
本部長から、「今後、秋の全国交通安全運動を通じ、更に制限運転の周知を図りたいと考えており、各警察署においても交通安全協会と連携して取組を実施していきたいと思う。」旨の発言があった。
委員が、「交通事故の発生件数が減っているのに負傷者数、死者数が多くなっていることについて伺いたい。」旨質問したところ、交通部長から「歩行者事故及び高齢運転者の死亡事故が多くなっており、歩行者保護対策と高齢運転者対策は今年も課題である。」旨の説明を受けた。
委員が、「下半期に向けて更なる対策をお願いする。」旨の発言があり、本部長から「制限運転の推進や安全運転サポート車の普及など、高齢者が長く運転できるような仕組みが必要と思われる。」旨発言した。

その他

  1. 警備部長から、当面の警備情勢について報告があった。
  2. 本部長から、「県民の代表である公安委員会からいただいた様々な御指導に真摯に向き合って、警察活動を推進していくことを代表する立場として職務を務めさせていただいた。今後も新本部長の下、宮崎県警察が更に県民のために前向きに仕事をしていくために、引き続き委員の御指導、御鞭撻(ごべんたつ)をいただきたい。」旨の発言があった。

第2.意見の聴取・聴聞

運転免許課長から、運転免許の行政処分に関し、被処分者の出欠状況、点数制度に基づく基本量定、意見の聴取・聴聞結果等の報告があり、公安委員合意でそれぞれの処分を決定した。

第3.交通規制の意思決定

交通規制課長から、信号機の新設及び一般交通規制(新規、変更、解除)について公安委員会意思決定伺いがあり、公安委員合意でそれぞれ意思決定がなされた。

第4.決裁

1.宮崎県公安委員会が保有する個人情報の保護等に関する規則の一部を改正する規則について(総務課)

2.公安委員会に対する苦情受理について(総務課)

お問い合わせ

宮崎県公安委員会  

〒880-8509 宮崎県宮崎市旭1の8の28