トップ > 防災・安全・安心 > 防犯・交通安全 > 公安委員会 > 会議録 > 令和5年 > 令和5年11月9日開催の宮崎県公安委員会会議録

掲載開始日:2024年1月31日更新日:2024年1月31日

ここから本文です。

令和5年11月9日開催の宮崎県公安委員会会議録

開催日時

令和5年11月9日(木曜)13時30分~14時43分

出席者

公安委員会

江藤利彦委員長、島津久友委員、山下恵子委員

警察本部

警察本部長、警務部長、首席監察官、生活安全部長、刑事部長、交通部長、警備部長、警察学校長、情報通信部長、総務課長

第1.議事の概要

1.警察署の活動状況報告

串間警察署長から、警察署の活動状況に関し、

  • 管内概況、警察署における取組

等について報告があった。
委員が、「若手の育成にしっかり取り組んでいただいている。」旨発言した。
委員が、「若手職員が地域の中で元気に活躍している姿を見て、子供達が『警察官になりたい』と思うこともあるのではないか。今後ともよろしくお願いする。」旨発言した。

2.報告

(1)令和5年度宮崎県殉職警察官慰霊祭の開催について

警務部長から

  • 日時、場所、祭式、主催、式次第、参列者

について報告があった。
委員が、「どのような原因で殉職されているのか伺いたい。」旨質問したところ、警務部長から「本県では、交通関係、過労死によるもの等である。全国では、銃器使用による殉職が最近発生している。」旨の説明を受けた。

(2)学校等に対する不審者対応訓練の実施状況について

生活安全部長から

  • 不審者対応訓練の概要、教育施設等への働き掛け状況、実施状況

について報告があった。

委員が、「教育施設等への働きかけを迅速にしていただきありがたい。幼稚園や学校の先生方がそのような訓練をすることで、何かあったときの対応が可能になると思う。引き続きよろしくお願いする。」旨発言した。
委員が、「何か起きた時の対処に関しては、訓練をしているのと、していないのとでは大きく違うと思う。今後も多くの先生達が訓練を体験できるよう働きかけを継続していただきたい。」旨発言した。

(3)令和5年度宮崎県警察通信指令・無線通話技能競技会の実施について

生活安全部長から

  • 実施日時・場所、競技会役員等、出場所属等、競技内容、表彰

について報告があった。

委員が、「かなり実戦的な訓練であり、現場からの報告がいかに要領よくできるかが重要であると思う。こういう競技会を通じてレベルアップを図っていただきたい。」旨発言した。
委員が、「普段から、想定などに基づいた訓練を実施しているのか伺いたい。」旨質問したところ、生活安全部長から「通信指令については検定制度を設けており、日頃から意識付けを行なっている。本大会についても署で代表者を選抜して訓練を行い、大会に臨んでいる。」旨の発言があった。
委員が、「通信指令に関して、何らかのトラブルにより現場に向かうのが遅れたケース等はあるのか伺いたい。」旨質問したところ、生活安全部長から「全国的には、平成19年から平成20年にかけて、拳銃使用の立てこもり事案に際して適切な無線指令がなされず現場警察官が銃撃された事案や、複数の通報を同一事案と捉えて現場臨場せず、車両水没により死者が出た事案など、通信指令に係る不適切な事案が連続発生した。これに伴い、通信指令に関する初動対応が見直され、初動警察の重要性が高まったことから、本県も通信指令の技能を高める必要があるということで競技会を実施している。」旨の説明を受けた。
本部長から、「警察無線は、山間部など携帯電話の不感地帯や災害等で停電が発生したときでも使用可能であり、警察活動を支える重要な基盤となっている。無線通話や通信指令については全職員が精通しておく必要があるという性質のものであるので、このような競技会を通じてスキルの向上に努めていく。」旨の発言があった。

(4)令和5年度宮崎県警察白バイ安全運転競技大会の実施について

交通部長から

  • 実施目的、実施日時及び場所、出場者及び組分け、競技種目、競技方法及び表彰

について報告があった。
委員が、「一般公開されることで、子供達も楽しみにしていると思う。白バイの姿が、警察官に対する子供達の憧れにつながっていくのではないか。このような訓練によってスキルを高めていただきたい。」旨発言した。

委員が、「白バイ大会に関しては県民の皆さんの関心が非常に高いので、一般公開はいいことである。全国的には、過去に白バイ乗車中の殉職事案が何件か発生しているようであるので、そのようなことがないように、いろいろな形でレベルアップしていただきたい。」旨発言した。

(5)その他

委員が、トピックスとして「警察庁で実施しているAIを使ったサイバーパトロールについて、本県警察で実施しているサイバーパトロールへの影響等について伺いたい。」旨質問したところ、生活安全部長から、サイバーパトロールの概要・実施団体、本県警察の実施状況、違法・有害情報発見時の措置、本県警察におけるIHC(インターネット・ホットライン・センター)通報に基づく検挙状況について説明があった。
委員が、「サイバー空間におけるパトロールの必要性はどんどん高まっていると感じる。今後もいろいろな面でレベルアップを図っていただきたい。」旨発言した。

お問い合わせ

宮崎県公安委員会  

〒880-8509 宮崎県宮崎市旭1の8の28